獅子鮟鱇詩詞

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zoom RSS 昭君怨・杜鵑啼血

<<   作成日時 : 2014/06/03 08:59   >>

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匈奴の土地でも血を吐くように
ホトトギスが鳴いて
王昭君に
哀切きわまる暮夜
何で洗えばよいのだろう
故郷を思う断腸の愁いは

仰ぎみれば月の光が
涙をこらえる美しい顔に
清らかに
水のようにそそぐ
心はからの酒壺のように
秋風のなか


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(注)
 上記は、下記拙作の詞をもとに日本語の詩に意訳したものです。
 詞は今からおよそ千年前の中国の宋の時代に盛んになった詩で、平仄と押韻を図示する詞譜に随って詠んでいく定型詩です。その詞体の数は二千以上にのぼります。
 「昭君怨」はそのひとつの詞体の名称(詞牌といいます)で、前漢の時代に、匈奴の王に嫁いだ絶世の美女、王昭君に由来しています。

      昭君怨・杜鵑啼血      2014.06.02 -42203

  胡地杜鵑啼血,暮夜昭君哀切。何以洗愁腸,憶家郷?
  仰看月光如水,清灑玉容含涙。心似酒壺空,坐秋風。


 (読み下し)
   胡地に杜鵑 血に啼いて,
   暮夜の昭君 哀切たり。
   何を以って洗はんや 愁腸の,
   家郷を憶(おも)ふを

   仰ぎ看れば月光 水のごとく,
   清らかに灑ぐ 玉容の涙を含むを。
   心は酒壺の空なるに似て,
   秋風に坐す。

 昭君怨 詞譜・雙調40字,前後段各四句,兩仄韻、兩平韻 萬俟詠ほか
  △●△○▲仄,△●△○△仄。▲●●○平,●○平。
  ▲●△○△仄換▲●▲○△仄。△●●○平換●○平。
   拙作 前段は中華新韵三皆仄声,十唐平声,後段は五微仄声,の押韻

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胡地杜鵑啼血,暮夜昭君哀切。何以洗愁腸,憶家郷?
仰看月光如水,清灑玉容含涙。心似酒壺空,坐秋風。

欣赏佳作。何以洗愁腸,憶家郷?心似酒壺空,坐秋風。
两处结句写得真好。

一地清愁
2014/06/04 09:33
 ありがとうございます。
 昭君怨。詞牌名にふさわしい内容が詠めてうれしいです。
獅子鮟鱇
2014/06/04 10:16

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