獅子鮟鱇詩詞

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zoom RSS そうだ 櫻を詠もう 番外 寄調八聲甘州

<<   作成日時 : 2015/04/16 06:58   >>

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 「そうだ 櫻を詠もう」二字から始めて順に一字ずつ増やし三十三字に到ってあと一首で百首詠んだことになる。
 しかし、その前に拙作漢詩44000首目。そのマイルストーンとしては、短い詩詞よりは長いものがよい。

      八聲甘州・花底得詩想忘歸     2015.04.15 -44000

  受柔風嫋嫋撫白頭,鶴歩探青春。喜山鶯巧囀,櫻雲盛涌,艷雪繽紛。恰似蝴蝶飄舞,着水泛鱗鱗。如鏡圓湖耀,碎錦波紋。
  茅店姑娘含笑,賣濁賢濃厚,清聖芳醇。暫傾杯啜啜,緩帶醉醺醺。借紅顔、遊目霞彩,送金烏、翕翼碧峰沈。得詩想、忘歸裁賦,諷詠黄昏。

   柔かき風の嫋嫋として白き頭を撫づるを受け,
   鶴のごと歩んで探青春を探る。
   喜ばしきは山の鶯の巧みに囀り,
   櫻雲の盛んに涌いて,
   艷雪の繽紛たるなり。
   恰も蝴蝶の飄舞するに似て,
   着水し泛んで鱗鱗たり。
   鏡のごとき圓湖耀き,
   波紋に錦を碎く。

   茅店の姑娘 笑みを含んで,
   賣りをる 濁賢(濁酒)の濃厚にして,
   清聖(清酒)の芳醇たるを。
   暫く杯を傾けて啜り啜る,
   帶を緩くし(くつろぎ)醉って醺醺たり。
   借りる紅顔、目は霞彩(夕焼け)に遊ばせ,
   送る金烏(太陽)、翼を翕(おさ)めて碧峰に沈む。
   詩想を得て、
   忘歸るを忘れて裁賦(作詩)し,
   諷詠す 黄昏に。

 八聲甘州 詞譜・雙調97字,前後段各九句,四平韻 柳永ほか
  ●△○▲●●○○(一七),▲△●○平。●△○△●(一四),△○▲●,△●○平。▲●△○▲●,▲●●○平。△●△○●,△●○平。
  ▲●△○△●,●▲○▲●(一四),△●○平。●△○△●(一四),△●●○平。●△△、△●△●,●▲○、△●●○平。○○●、▲○△●,▲●○平。
   ○:平声。●:仄声。
   △:平声が望ましいが仄声でもよい。▲:仄声が望ましいが平声でもよい。
   平:平声の押韻。(拙作は中華新韻九文平声の押韻)
   (一七):前の八字句は,一・七に作る。一は領字。七は二二三の律句。
   (一四):前の五字句は,上二下三ではなく,一・四に作る。その一は領字。

画像
          鮟鱇喜海暝,大抵昏昏睡。點火口前燈,奇魚鱗聚戲。
          画:足柄金太郎 http://ashigara-kintarou.at.webry.info/

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