獅子鮟鱇詩詞

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zoom RSS 樂不可◆ 四七令と五七令三首と短歌 と天仙子と七言絶句二首

<<   作成日時 : 2016/01/20 16:05   >>

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 楽不可言:快楽、言葉では形容しがたきを言う。
 楽不可支:支えきれないほどの快楽、欣喜極点に到るを形容する。
 楽不可極:享楽 分を越えるべからずをいう。

     四七令・樂不可言      2016.01.20 -45629

 酒家風漢,樂不可言傾玉盞。
 ●○○仄,●●●平○●仄。
     ○:平声。●:仄声。平/仄:中華新韻八寒平仄両用の押韻。

  酒家の風漢,
  樂しみ 不可言ふべからずして
  玉盞を傾く。

     五七令・樂不可支      2016.01.20 -45630

 蜃樓壓力士,樂不可支沈海市。
 ●○○●仄,●●●平○●仄。
     ○:平声。●:仄声。平/仄:中華新韻十三支平仄両用の押韻。

  蜃樓 力士を押し潰さんとすれば,
  樂しみ 支へがたく海市に沈む。

 短歌
  蜃気楼の重き楽しみ支えがたく力士は海市へ沈みにけり

     四七令・樂不可極      2016.01.20 -45631

 金樽玉液,樂不可極揮醉筆。
 ○○●仄,●●●平○●仄。
     ○:平声。●:仄声。平/仄:中華新韻十二斉平仄両用の押韻。

  金樽の玉液,
  樂しみ極めるべからずして
  醉筆を揮ふ。

 俳句
  揮ふべし酒ほどほどに醉筆を


      天仙子・樂不可言      2016.01.20 -45632

  樂不可言傾酒盞,醉來鼾睡爲風漢。胸中夢蛹化蝴蝶,飛藝苑,追才媛,比翼應酬吟夜半。

  樂しきこと言ふべからずして酒盞を傾け,
  醉ひ來って鼾睡し風漢となる。
  胸中の夢の蛹 蝴蝶と化し,
  藝苑に飛び,
  才媛を追ひ,
  翼を比(なら)べての應酬 夜半に吟ず。

 天仙子 詞譜・單調34字,六句五仄韻 皇甫松
  △●▲○○●仄,▲△○▲○△仄。△○▲●●○○,△▲仄,▲△仄,▲●▲○○●仄。
   ○:平声。●:仄声。
   △:平声が望ましいが仄声でもよい。▲:仄声が望ましいが平声でもよい。
   仄:仄声の押韻。(拙作は中華新韻八寒仄声の押韻)


      七絶・樂不可言       2016.01.20 -45633

  春遊花下買詩材,秋醉月中舒感懷。樂不可言揮夢筆,苦吟難斷老痴呆。
  ○○○●●○平,○●●○○●平。●●●○○●●,●○●●●○平。
                ○:平声。●:仄声。平:中華新韻四開く平声の押韻
  
  春に遊ぶ花の下 詩材を買ひ,
  秋に醉ふ月の中 感懷を舒ぶ。
  樂しみは言ふべからずして夢筆を揮ひ,
  苦吟 斷ち難き老痴呆あり。

      七絶・樂不可極       2016.01.20 -45634

  金樽玉液洗塵腸,月夜對酌乘興長。樂不可極人吝嗇,請揮詩筆擱霞觴。
  ○○●●●○平,●●●○○●平。●●●○○●●,●○○●●○平。
                ○:平声。●:仄声。平:中華新韻九文平声の押韻

  金樽の玉液 塵腸を洗ひ,
  月夜の對酌 興に乘ること長し。
  樂しみは極むべからずと 人は吝嗇,
  請ふ 詩筆を揮ひ霞觴を擱くを。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
欣赏佳作。
胸中夢蛹化蝴蝶,飛藝苑,追才媛,比翼應酬吟夜半。写得好,一句一转。
春遊花下買詩材,秋醉月中舒感懷。好对。
金樽玉液洗塵腸,月夜對酌乘興長。好句。
一地清愁
2016/01/21 16:02
ありがとうございました。
月夜對酌乘興長、韻字をどれにするのか、いい案が浮かびませんでした。
獅子鮟鱇
2016/01/21 18:47

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