獅子鮟鱇詩詞

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zoom RSS 滿江紅・蝉

<<   作成日時 : 2016/03/30 09:59   >>

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 短歌文芸誌『ぱにあ』2017夏号のための試作その五。短歌体8首には読み下せるかどうか。
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      滿江紅・蝉         2016.03.29 -46119
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  生長幽冥,未知道、春光爛漫。櫻雲涌、繽紛香雪,如蝶飄散。聽雨醒來將羽化,出梅早上攀高幹。飲清露、欣受曉風輕,飛天畔。
  鳴朱夏,求侶伴,翕雙翅,傷單戀。覺金秋涼意,碧天無限。夕暮山湖如玉鏡,良宵鱗浪浮銀漢。欲登仙、看錯水連空,投身泛。

  幽冥に生長し,
  未だ知らず、春光の爛漫たるを。
  櫻雲涌いて、繽紛たる香雪,
  蝶のごとく飄散す。
  雨を聴いて醒め來たり將に羽化せんとし,
  出梅(梅雨明け)の早上(早朝)高き幹を攀(のぼ)る。
  清らかな露をのんで、欣び曉風の輕きを受け,
  天畔(天の果て)へ飛ぶ。

  朱夏に鳴き,
  侶伴(伴侶)を求め,
  雙翅を翕(あわ)せ,
  單戀(片思い)に傷む。
  覺ゆ 金秋の涼意,
  碧天の無限。
  夕暮の山湖 玉鏡のごとく,
  良宵 鱗浪に銀漢を浮かぶ。
  登仙せんとし、
  水は空に連なると看錯(見誤)り,
  身を投じて泛かぶ。

 滿江紅 詞譜・雙調93字,前段八句四仄韻,後段十句五仄韻 柳永
  ▲●○○,△△●、△○▲仄。△▲▲、▲○△●,▲○○仄。▲●△○○●●,▲○△●○○仄。●△▲、△●●○○,○○仄。
  ○△●,○▲仄。○▲●,○○仄。▲△△△▲(一四),▲△○仄。△●△○○●●,△○▲●○○仄。△▲△、▲●●○○,○○仄。
   ○:平声。●:仄声。
   △:平声が望ましいが仄声でもよい。▲:仄声が望ましいが平声でもよい。
   仄:仄声の押韻。(拙作は中華新韻八寒仄声の押韻)
   (一四):前の五字句は,上二下三ではなく,上一下四に作る。

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コメント(2件)

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欣赏佳作。
鳴朱夏,求侶伴,翕雙翅,傷單戀。覺金秋涼意,碧天無限。
美句。先生爱蝉。咏了再咏。
一地清愁
2016/03/31 15:37
美句、ありがとうございます。
碧天無限は初めて詠めました。
>先生爱蝉。咏了再咏。
 いつか完全な蝉詩を詠みたいのですが・・・
獅子鮟鱇
2016/03/31 18:01

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