獅子鮟鱇詩詞

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zoom RSS 瑤台第一層・蝉

<<   作成日時 : 2016/03/31 07:40   >>

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 短歌文芸誌『ぱにあ』2017夏号のための試作その六。短歌体8首には読み下せるかどうか。
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      瑤台第一層・蝉      2016.03.30 -46125
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  持滿幽冥,棲地下,冬時善避寒。不知春暖,千紅萬紫,刺綉荒原。靜聽梅雨後,醒早晨、蛻化青山。飲清露,喜高飛炎晝,飄舞雲天。
  湖邊,悲鳴哀訴,好逑沈黙却姻縁。夏張雙翼,秋傷單戀,愁悶綿綿。老來終力盡,落鏡水、輕泛淪漣。且登仙,願輪廻詩客,巧冩情箋。

  幽冥に滿を持し,
  地下に棲んで,
  冬時(ふゆ)は善く避寒を避く。
  知らず 春の暖かく,
  千紅萬紫,
  荒原に刺繍するを。
  靜かに梅雨を聽いての後,
  早晨に醒め、
  青山に蛻化す。
  清らかな露を飲み,
  喜ふ 炎晝に高く飛び,
  雲天に飄舞するを。

  湖邊,
  悲しみ鳴いて哀訴す,
  好逑の沈黙 却姻縁を却(しりぞ)くるに。
  夏に雙翼を張り,
  秋に單戀に傷み,
  愁悶すること綿綿たり。
  老い來たって終(つい)に力盡き,
  鏡水に落ち、淪漣(さざなみ)に輕く泛かぶ。
  且(まさ)に登仙せんとし,
  願ふ 詩客に輪廻し,
  情箋を巧みに冩(か)かんと。

 瑤台第一層 詞譜・雙調97字,前段十句四平韻,後段十一句六平韻 張元幹
  ▲●○○,○●●,○○●●平。●○○●,○○△●,△●○平。●○○●●,●●△、△●○平。▲○●,●▲○○●(一四),△●○平。
  ○平,▲○△●,●○▲●●○平。●○○●,△○△●,▲●○平。●○○●●,●●△、△●○平。●○平,●○○○●(一四),●●○平。
   ○:平声。●:仄声。
   △:平声が望ましいが仄声でもよい。▲:仄声が望ましいが平声でもよい。
   平:平声の押韻。(拙作は中華新韻八寒平声の押韻)
   (一四):前の五字句は,上二下三ではなく,上一下四に作る。その一は領字。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
欣赏佳作。
夏張雙翼,秋傷單戀,愁悶綿綿。......巧冩情箋。
好是缠绵。写得好。
一地清愁
2016/03/31 15:24
>好是缠绵。写得好。
 ありがとうございます。
 うまく短歌の連詩に翻訳できればよいのですが・・・
獅子鮟鱇
2016/03/31 17:49

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