獅子鮟鱇詩詞

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zoom RSS 火妻灰子 賀聖朝と好事近 と五七令と短歌と俳句

<<   作成日時 : 2016/11/24 16:53   >>

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 火妻灰子:焚妻滅子(妻を火あぶりにし子を滅ぼす)。家庭を毀すこと。
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     賀聖朝・火妻灰子     2016.11.24 -47786
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 少年刻苦勤識字,圖南逞志。仕官迷路,挂冠歸本,火妻灰子。
 隨風遊歷,傾杯美醉,裁詩玩世。筆頭如此,老翁空想,消閑箋紙。

  少年 苦を刻んで識字に勤め,
  南へ圖と志を逞しくす。
  仕官して路に迷ひ,
  挂冠(辞職)して本に歸し,
  妻を火にくべ子を灰にす。

  風に隨ひて遊歷し,
  杯を傾けて美醉し,
  詩を裁して世を玩ぶ。
  筆頭 此くのごとく,
  老翁の空想,
  箋紙に閑を消す。

 賀聖朝 詞譜・雙調47字,前段五句三仄韻,後段六句兩仄韻 馮延巳
  △○▲●○○仄,○○△仄。△○○●,●○○●,●○○仄。
  △○△●,△○●●,●○○仄。●○○●,▲○△●,△△○仄。
   ○:平声。●:仄声。
   △:平声が望ましいが仄声でもよい。▲:仄声が望ましいが平声でもよい。
   仄:仄声の押韻。(拙作は中華新韻三皆)

      好事近・火妻灰子     2016.11.24 -47787

  窗月照兒童,廢寢忘餐識字。生長晋京得意,作諫官高志。
  錯迷吏道厭榮達,知詩喜玩世。又費酒錢泥醉,竟火妻灰子。

  窗月 照らす兒童,
  寢るを廢し餐(く)ふを忘れて字を識る。
  生長して京に晋(すす)み意を得て,
  諫官の志を高くするとなる。

  錯(あやま)って吏道に迷ひ榮達を厭ひ,
  詩を知り世を玩ぶを喜ぶ。
  また酒錢を費やして泥醉し,
  竟(つい)には妻を火にくべ子を灰にす。

 好事近・雙調45字,前後段各四句,兩仄韻 宋祁
  ▲●●○○,△●▲○○仄。△●▲○△●,●△○△仄(一四)。 
  △○▲●▲○△,△△▲○仄。▲●▲○△●,●△○△仄(一四)。
   ○:平声。●:仄声。
   △:平声が望ましいが仄声でもよい。▲:仄声が望ましいが平声でもよい。
   仄:仄声の押韻。(拙作は中華新韻三皆)

      五七令・火妻灰子     2016.11.24 -47788

  風人戀繆斯,火妻灰子詠情詩。
  ○○●●平,●○○●●○平
     ○:平声。●:仄声。平/仄:中華新韻十三支平仄両用の押韻。

   風人 繆斯(ミューズ)に恋し,
   妻を火に子を灰にして
   情詩詠む。

 短歌
  風人がミューズに恋し妻を火に子を灰にして情詩を詠めり

 俳句
  妻を火に子を灰にして詠む情詩

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コメント(2件)

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欣赏佳作。
老翁空想,消閑箋紙。好句。
又費酒錢泥醉,竟火妻灰子。又,竟二字用得好。
一地清愁
2016/11/25 10:30
ありがとうございます。
>又,竟二字用得好。
 又字の使用はいささか不安でした。
獅子鮟鱇
2016/11/25 17:01

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