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zoom RSS 七言絶句鶴頭格『起承轉合』 絶句の「起承転結」は誤りで実は「起承転合」

<<   作成日時 : 2017/02/24 09:50   >>

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 起: 大阪本町 糸屋の娘
 承: 姉は十六 妹が十四
 転: 諸国大名は 弓矢で殺す
 結: 糸屋の娘は 目で殺す
.
 これは七言絶句を詠むコツとして頼山陽が弟子に示したとされているもので
 ウィキペディアにも記載されているが
 絶句の起承転結をとてもわかりやすく説いているように思う。
.
 それはともかく、私が所属する葛飾吟社では
 絶句の詩法としては
 「起承転結」と呼ぶのは間違いで「起承転合」と呼ぶのが正しい
 ということにしている。
.
 それを最初に教えてくれたのは中国の著名な詩人林岫先生。
 中国では起承転結とはいわず、起承転合という。
.
 また、国文学の研究者である詩友も
 日本も、江戸時代の詩人たちは「起承転合」としていたが
 それが、「起承転結」になったのは
 明治以降のことで
 律詩の「結聯」との混同があったのではないか
 と言っている。
.
 結句という言葉は、結びの句、ということだろう
 ということでとてもわかりやすい。
 これに対し
 合句、何と合うのか、何が合わさっているのか、それがよくわからない。
 そこで
 合句→結句 となったのだろう。
.
 しかし
 頼山陽が弟子に示したとされる上記の例をみると
 起句に「糸屋の娘」とあり結句にも「糸屋の娘」とあり
 合句は起句と合わさっている。
 起句は話題を提起し、
 承句は起句を承けるが
 転句は話を転じて起句・承句とは別のことをいい
 合句は、
 転句で述べられたことと起句・承句とを合体させている。
.
 なるほど。
 この合体の発想に照らせば
 起承転結は、起承転合と呼んだ方がよい。

      七絶鶴頭格・起承轉合    2017.02.23 -48444 

  起牀洗臉醒餘酲,承受愛妻責備聲。轉化工頭架橋後,合龍祝賀坐旗亭。
  ●○●●●○平,○●●○○●平。●●○○●○●,○○●●●○平。
                ○:平声。●:仄声。平:中華新韻九文平声の押韻

  起牀し臉(かお)を洗って餘酲を醒まし,
  承受す 愛妻の責備(こごと)の聲。
  工頭(現場監督)に轉化(変身)し架橋の後,
  合龍の祝賀 旗亭(飲み屋)に坐る。

 合龍:橋梁や堤防の修築時に,最後の空隙の部分を接合することをいう。

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