獅子鮟鱇詩詞

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zoom RSS 衆口◆◆ 浣溪沙と五七令・四七令 と短歌と俳句

<<   作成日時 : 2017/03/06 14:52   >>

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1 衆口熏天:群衆の声が天を動かせること。大きな輿論を比喩する。
.
      浣溪沙・衆口熏天      2017.03.06 -48516
.
  白日碧天輝燦燦,櫻雲盛涌流湖畔。香雪任風飛四散。
  花間騷客皆風漢,衆口熏天求酒盞。嘴嘴皆如黄鳥囀

  白日 碧天に燦燦と輝き,
  櫻雲 盛んに涌いて湖畔に流る。
  香雪 風に任せて飛んで四散す。

  花間の騷客みな風漢,
  衆口熏天 酒盞を求む。
  美醉すれば吟じ爭ふ 黄鳥の囀ると。

 浣溪沙 詞譜・雙調42字,前後段各三句,三仄韻 李U
  ○●●○○●仄,○○●●○○仄。○●●○○●仄。
  ○○●●○○仄,●●○○○●仄。●●○○○●仄。
   ○:平声。●:仄声。
   仄:仄声の押韻。(拙作は中華新韻八寒)

 嘴嘴皆如黄鳥囀←美醉吟爭黄鳥囀:一地清愁さんの指正を受けて再考した。

      五七令・衆口熏天      2017.03.06 -48517

  騷客皆風漢,衆口熏天求酒盞。
  ○●○○仄,●●○平○●仄
    ○:平声。●:仄声。平/仄:中華新韻八寒平仄両用の押韻

  騷客は皆風漢にして,
  衆口熏天
  酒盞を求む。

 短歌
  騷客はみな風漢なり衆口は天を熏(くすぶ)り酒盞を求む

 俳句
  衆口の天を熏(いぶ)して求むる酒杯


2 衆口紛紜:紛紜は極めて多く雑乱としていること。議論の紛々たるを形容。

      五七令・衆口紛紜      2017.03.06 -48518

  詩翁空討論,衆口紛紜對天運。
  ○○○●仄,●●○平●○仄。
    ○:平声。●:仄声。平/仄:中華新韻九文平仄両用の押韻

  詩翁空しく討論し,
  衆口紛紜とす
  天運に對(ついて)。


3 衆口交傳:人々がこもごも言い伝えること。

      五七令・衆口交傳      2017.03.06 -48519

  竅門如玉盞,衆口交傳轉詩苑。
  ●○○●仄,●●○平●○仄。
    ○:平声。●:仄声。平/仄:中華新韻八寒平仄両用の押韻

  竅門(秘訣の門)玉盞のごとく,
  衆口交傳
  詩苑に轉(ころが)る。


4 衆口鑠金:輿論の力が金属を溶かす。衆口一詞なれば是非をも混淆しうることをいう。

      四七令・衆口鑠金      2017.03.06 -48520

  衆口鑠金,賢愚飲鴆錯同心。
  ●●●平,○○●仄●○平。
    ○:平声。●:仄声。平/仄:中華新韻九文平仄両用の押韻

  衆口鑠金,
  賢愚 鴆(鴆毒)を飲み
  錯(あやまって)心を同じくす。


5 衆口嗷嗷:人々が飢餓により哀しみ號(さけ)ぶことを形容。

      四七令・衆口嗷嗷      2017.03.06 -48521

  僧多粥少,衆口嗷嗷恨炎昊。
  ○○●仄,●●○平●○仄。
    ○:平声。●:仄声。平/仄:中華新韻六豪平仄両用の押韻

  僧多く粥少なく,
  衆口嗷嗷として
  炎昊を恨む。


6 衆口難調:人により味の好みが違うのですべての人を同時に満足させるのは難しいこと。

      四七令・衆口難調      2017.03.06 -48522

  衆口難調,九流三教展枝梢。
  ●●○平,●○○仄●○平
    ○:平声。●:仄声。平/仄:中華新韻六豪平仄両用の押韻

  衆口 調へ難く,
  九流三教
  枝梢を展ばす。


7 衆口同声:皆のいうことが一様であること。

      四七令・衆口同聲      2017.03.06 -48523

  俳人諷詠,衆口同聲重時令。
  ○○●仄,●●○平●○仄
    ○:平声。●:仄声。平/仄:中華新韻六豪平仄両用の押韻

  俳人の諷詠,
  衆口 聲を同じくし
  時令を重んず。


8 衆口一詞:皆のいうことが一様であること。

      四七令・衆口一詞      2017.03.06 -48524

  衆口一詞,花間韻事覓金卮。
  ●●○平,○○●仄●○平
    ○:平声。●:仄声。平/仄:中華新韻六豪平仄両用の押韻

  衆口一詞,
  花間の韻事
  金卮を覓(もと)む。

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七律・筆路霞光空
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獅子鮟鱇詩詞
2017/03/06 14:56

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
欣赏佳作。
白日碧天輝燦燦,櫻雲盛涌流湖畔。香雪任風飛四散。
花間騷客皆風漢,衆口熏天求酒盞。美醉吟爭黄鳥囀。

这首浣溪莎很好呀,先生为何说不好呢。只是,美醉,吟争,动词多了一些,过密了。用名词疏一下,可能会更流畅。
比如用,字字皆如黄鸟转。看似——黄鸟转,这样醉字,就避开了酒字。
清愁愚见。

一地清愁
2017/03/13 11:10
>这首浣溪莎很好呀,先生为何说不好呢。只是,美醉,吟争,动词多了一些,过密了。用名词疏一下,可能会更流畅。
 ありがとうございます。
 嘴嘴皆如黄鳥囀←美醉吟爭黄鳥囀。にします。

 
獅子鮟鱇
2017/03/13 16:59

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