獅子鮟鱇詩詞

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zoom RSS 耳目◆◆ 絶句五首と四七令と短歌と俳句

<<   作成日時 : 2017/03/22 14:28   >>

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1 耳目股肱:目となり耳となり手足となること。帝王を輔佐する重臣、また、力になってくれる人を比喩する。  

      七絶・耳目股肱       2017.03.22 -48616

  聖王美政育詩林,耳目股肱皆撫琴。休日墨池傾畫酒,醉來朗朗競高吟。
  ●○●●●○平,●●○○○●平。○●●○○●●,●○●●●○平。
                ○:平声。●:仄声。平:中華新韻九文平声の押韻

  聖王の美政 詩林を育て,
  耳目股肱 みな琴を撫づ。
  休日 墨池に画にかいた酒を傾け,
  醉ひ來たれば朗朗と競ひ高吟す。

      五七令・耳目股肱      2017.03.22 -48617

  詩王吃畫餅,耳目股肱諫聲病。
  ○○○●仄,●●○平●○仄
     ○:平声。●:仄声。平/仄:中華新韻十一庚平仄両用の押韻。

  詩王畫餅を吃(く)ひ,
  耳目股肱
  聲病を諫む。

 短歌
  絵に描きし餅を詩王が食ひをれば耳目の股肱ら聲病を諫む



2 耳目一新:見聞により以前とは完全に違った見識を得、新鮮に思うこと。

      七絶・耳目一新       2017.03.22 -48618

  有人花下漱詩泉,耳目一新遊洞天。而作井蛙鳴古調,輕浮意水欲成仙。
  ●○○●●○平,●●○○○●平。○●●○○●●,○○●●●○平。
                ○:平声。●:仄声。平:中華新韻八寒平声の押韻

  人ありて花の下で詩泉に漱ぎ,
  耳目一新し 洞天に遊ぶ。
  而して井蛙となり古調に鳴き,
  輕く意水に浮いて仙に成らんとす。

      四七令・耳目一新      2017.03.22 -48619

  耳目一新,頑童押韻詠櫻雲。
  ●●○平,○○○仄●○平
     ○:平声。●:仄声。平/仄:中華新韻九文平仄両用の押韻。

  耳目一新,
  頑童 押韻して
  櫻雲を詠む。

 短歌
  耳と目を一新せんや頑童が押韻しつつ櫻雲を詠む

 俳句
  頑童の詩が耳と目を一新す
  

3 耳目昭彰:衆人からよく理解され、隠しようがないことを形容。

      七絶・耳目昭彰       2017.03.22 -48620

  言辭簡素句平明,耳目昭彰詩有情。如此鷯哥諫言處,詩人吟似井蛙鳴。
  ○○●●●○平,●●○○●●平。●●○○○●●,○○●●●○平。
                ○:平声。●:仄声。平:中華新韻十一庚平声の押韻

  言辭簡素にして句は平明,
  耳目昭彰にして詩に情あり。
  此くの如く鷯哥(九官鳥)諫言するところ,
  詩人は吟じて似る 井蛙の鳴くに。

4 耳目衆多:周囲に関心を持つ人、あるいは情報を得ようと探る人が極めて多いこと。

      七絶・詩林老叟多      2017.03.22 -48621

  花容蓮歩過詩林,哼唱如風撫玉琴。耳目衆多皆老叟,無端垂涙送春神。
  ○○●●●○平,●●○○●●平。●●○○○●●,○○●●●○平。
                ○:平声。●:仄声。平:中華新韻九文平声の押韻

  花容 蓮のごと歩んで詩林を過ぎ,
  哼唱(ハミング)して風の玉琴を撫づる如し。
  耳目衆多 みな老叟,
  端なくも垂涙を垂れて送る 春の神を。

5 耳目喉舌:情報をあつめ情況を理解し、政策を宣伝する工具を比喩。

      五絶・耳目喉舌       2017.03.22 -48622

  耳目收情報,喉舌發好詩。吟餘覺口渇,啜酒滿金卮。
  ●●○○●,○○○●平。○○○●●,●●●○平。
                ○:平声。●:仄声。平:中華新韻九文平声の押韻

  耳目 情報を収め,
  喉舌 好詩を發す。
  吟じて餘(のち)に口の渇くを覺えれば,
  啜る 酒の金卮に滿つ。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
欣赏佳作。
休日墨池傾畫酒,醉來朗朗競高吟。
美句。画酒,新鲜。

如此鷯哥諫言處,詩人吟似井蛙鳴。
井蛙鸣,趣句。

吟餘覺口渇,啜酒滿金卮。
觉口渴,而饮酒,豪快。
一地清愁
2017/03/23 12:37
ありがとうございます。
画酒:画餅があれば画酒があってもよいかと思いました。
井蛙鳴:井蛙は好きな言葉です。
>觉口渴,而饮酒,豪快
 飲酒でよいのですが、惜しみつつ飲むということで、啜酒にしました。
獅子鮟鱇
2017/03/23 17:46

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