獅子鮟鱇詩詞

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zoom RSS そうだ櫻を詠もう 番外 寄調宴清都

<<   作成日時 : 2017/04/19 14:39   >>

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 定型詩は自由詩よりも自由だ。
 とりわけ中国の古典である詩詞の数千の定型詩体群は
 1 詩を詠むきっかけとなる単語がひとつあれば あとは
 今ある自分自身の感情や思想に捉われることなく自由に詩が詠める。
 2 複雑怪奇で難解な仮名書きの文法に捉われることなく
 要点のみを平仄と押韻に合うよう吟味すれば
 あとは自由に言葉を選ぶことができる。
 平仄と押韻に合わない言葉は
 私的にはどれだけ重要に思えても捨てる自由がある。
.
 だから私の詩筆は自由奔放 縦横無尽
 48800首目の詩作は 鸚鵡と櫻雲の二語を使おうと決め
 「宴清都」102字20句を詠んだ。
.
      宴清都・鸚鵡附體詩翁賞櫻雲  2017.04.19 -48800
.
  鸚鵡張雙翼,乘風暖,旋回湖畔新霽。櫻雲靉靉,春水鱗鱗,景光佳矣。繽紛艷雪如蝶,舞片片、飄零比比。滄浪泛、香屑星星,銀河織錦奇麗。
  遭逢野叟逍遙,遊仙鶴歩,眞堪附體。靈禽入骨,詩魂却老,擬唐揮筆。學舌刻苦長年,通雅韻、將題東壁。競黄鶯、高聳吟肩,飛聲朗唳。

  鸚鵡 雙翼を張り,
  風の暖かきに乘り,
  旋回せる湖畔 新霽。
  櫻雲 靉靉として,
  春水は鱗鱗,
  景光佳矣(よし)。
  繽紛たる艷雪 蝶の如く,
  舞ふこと片片、
  飄零す 比比(到るところ)に。
  滄浪は泛べて、香屑 星星として,
  銀河 錦を織りて奇麗なり。

  遭逢(あ)ひたる野叟 逍遙し,
  仙に遊び鶴歩するは,
  眞に附體(とりつく)に堪ふ。
  靈禽 骨に入り,
  詩魂 老いを却(しりぞ)け,
  擬唐に擬へて筆を揮ふ。
  舌を學び苦を刻んで長年,
  雅韻に通じ、將題に東壁に題さんとす。
  黄鶯と競ひ、
  高く吟肩を聳やかし,
  聲を飛ばし朗らかに唳(な)く。

 宴清都 詞譜・雙調102字,前段十句五仄韻,後段十句四仄韻 周邦彦
  ▲●○○仄,○△●,▲△○●○仄。○○▲●,△△▲▲,▲○○仄。○○●●○○,●▲●、△○●仄。▲▲▲、▲●○○,△○▲●○仄。
  ○○●●○○,△○▲●,○▲△仄。△○●●,△○▲●,●○○仄。△○▲●○▲,▲▲●、△○▲仄。●▲△、▲●○○,△○●仄。
   ○:平声。●:仄声。
   △:平声が望ましいが仄声でもよい。▲:仄声が望ましいが平声でもよい。
   仄:仄声の押韻。(拙作は中華新韻十二斉)

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
欣赏佳作。
上半阕写得洋洋洒洒。
遭逢野叟逍遙。后半阕,用遭逢,作连接,作转,很巧。
一地清愁
2017/04/21 12:30
ありがとうございます。
このところ詩人を鸚鵡にすることにこだわっていますが、それを慢詞で試みてみました。
獅子鮟鱇
2017/04/21 15:13

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