獅子鮟鱇詩詞

アクセスカウンタ

zoom RSS 葛飾吟社2018年5月度例会

<<   作成日時 : 2018/05/13 09:58   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

 昨日12日は、葛飾吟社2018年5月度例会
 会員作品の合評のあと、私は、詞の四字句と対仗について話した。
.
 対仗は中国の古典詩(詩詞と呼ぶ)の精華
 であるのだが
 日本の漢詩人で対仗を楽しむ人は少ない。
 絶句ばかりを詠んでいるからだ。
 日本の漢詩界では
 漢詩作りへの入門は七言絶句に始まり、
 七絶が一人前に詠めるようになったら五言律詩に挑戦し
 つまりここで初めて対仗を勉強し
 五言律詩が一人前になったら七律に進む
 そうするのがよい
 と信じられているふしがある。
 そして
 多くの漢詩人は絶句作りにとどまり、
 律詩を詠んで対仗を楽しむまでになかなか至らない。

 なぜか。
 七言絶句は簡単なようでいて実は難しいのだ。
 平仄に叶う七言の措辞は決して楽ではないし、
 それ以上に起承転合が難しい。
 短か過ぎ、言えることに限りがあり、
 無理な措辞に走る
 ということもある。
 そして
 独学で七絶を詠んでいる限りはそれらのことに気が付かないが
 先達の指導を受けるとなるとあれこれ筆を入れられ
 自信を無くし
 前に進めない。
 七言の措辞にしても、起承転合にしても
 実は作者の作意、つまりは詩の内容に関わるのだが
 詩の内容に関わることで、他人が他人を指導すると
 余計な混乱が生じ
 詩を作ることを難しくする。
 そこで
 多くの詩人が、絶句を超えて律詩
 つまりは対仗作りを楽しむ道に進めない。

 そこで 対仗を楽しむ、という観点から私は
 絶句作りはほどほどにして
 詞を詠んでみるのがよい と思う。
 律詩に進む前に
 四言の句が多用されている詞牌で対仗を楽しんでみるのがよい。
 ということを

 錦帳春
 柳梢青
 留春令
 憶少年
 少年遊
 韻令
 沁園春
 雲仙引

 以上、7個の詞牌について
 20個ほどの詞譜を引きながら話した。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
对仗,对我来说,也是很难,总觉得很生硬。
一地清愁
2018/05/14 13:32
>对仗,对我来说,也是很难,总觉得很生硬
 対仗は自然界に存在しませんので、天然ではなく人工を楽しむ気持ちがないとうまく馴染めないと愚考しています。
 また、対仗には作者の哲学が反映するように思います。
獅子鮟鱇
2018/05/14 21:05

コメントする help

ニックネーム
本 文
葛飾吟社2018年5月度例会 獅子鮟鱇詩詞/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる