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みんなの「論考」ブログ

タイトル 日 時
「絶望の壁/到着しつつ出発しつつ/顔のない鳩ら」について
「絶望の壁/到着しつつ出発しつつ/顔のない鳩ら」について Man1960さま  拙文にコメントしていただきありがとうございます。  きちんとした日本語で書いていただいておりますが、Man1960さんは、欧米語を母語とされている方なのでしょうか。  そうであれば、日本の俳句の現状にユニバーサルな視点から、疑問をいだかれているのだと推察します。  私なりのグローバルな視点から、拙文の補足をさせていただきたいと思います。 ...続きを見る

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2012/10/07 20:52
詞の強みと俳句の強み
 同工異曲「櫻」は、詞という2000を超える詩体を持つ定型の海を、もっとも簡便な形で、いったんは泳いでみようというものに他ならないが、泳げば泳ぐほどに詞は、定型でありながら自由詩である、そういう詩のジャンルだという実感がますます深まる。  これを思うと、俳句における定型は、いかにも貧弱。その句体に殉じることはできない。 ...続きを見る

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2012/09/23 23:01
詩から詞 発句→俳句の流れ未だし
 詞は詩余とも呼ばれている。  「余」を余(あまり)と読み、詩の余りもののようにいう漢詩人もいるが、私は余(のち)と読んでいる。  詩の余りもののようにいう立場の多くは、絶句・律詩が定型詩として完成度が高い、と信じており、その定型性の外で詠まれる詞に重きはおかない。  そして、そういう人らが、詞を作ることはあまりない。 ...続きを見る

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2012/09/22 23:27
海外詠や唇寒し「秋」を季語に
海外詠や唇寒し「秋」を季語に  海外で俳句で詠むには季語をどうしたものかという話をよく聞く。  いかなる場合も季語を使わねばならぬと思っているからそのように悩むのだが、季語というものが、日本の国内だけでしか通用しない、ということに気が付いていれば、海外詠をもっと楽しめると思う。           鮟鱇喜海暝,大抵昏昏睡。點火口前燈,奇魚鱗聚戲。           画:足柄金太郎 http://ashigara-kintarou.at.webry.info/ ...続きを見る

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2012/09/10 21:36
発句だといえばよいのだ定型俳句
発句だといえばよいのだ定型俳句  子規が、俳諧の「発句」を「俳句」と呼ぶことにしたことは、江戸俳諧の流れを汲む「月並」と訣別し、明確な一線を引こうとした決意の表れと見てよいだろう。  そこには芭蕉が先鞭を付けた「発句」の一個の作品としての独立性をさらに明確にしようという意志も働いており、誰もが、子規の慧眼に感服する。  しかし、もしそうであれば、「俳句」はもはや「季語を用い五七五に作らなければならぬ」ものではない。 ...続きを見る

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2012/09/02 21:23
咳をしても一人のはずが春が来る
咳をしても一人のはずが春が来る  尾崎放哉の「咳をしても一人」の「咳」が季語であるかどうかで、異なる意見があることをたまたまネットで知った。  季語であるとすれば、どう読めばいいのか、どのように評価し、何を想い浮かべればよいのか、  季語でないとすれば、どう読めばいいのか、どのように評価し、何を想い浮かべればよいのか、  それが見えてこない。 ...続きを見る

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2012/08/14 00:07
正体に定型を見て思ひ慄然
 きょうは、漢詩結社「葛飾吟社」の例会。日本で詩だけでなく、詞曲や漢俳も作っている結社は、わが「葛飾吟社」以外にはないといっても過言ではないだろう。  きょうは、私が講師を勤めて詞「少年游」をみんなで勉強した。  ポイントは詞は、日本の俳句と違って、定型性を保ちつつも、その詩体に作者の創意工夫を反映し、多くの新しい詩体を生みだしている、ということ。  そして、その詩体(詞譜)を集めた『欽定詞譜』は、いちばん最初に作られた作品を正体とし、その詩譜を作者名とともに挙げているが、正体のとおりに作... ...続きを見る

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2012/08/11 21:54
着想の乏しき限りwuqiren(五七人:ウチの人)
 俳句では発想が大事だ。  季語と五七五にこだわると、発想がおろそかになる。  季語と五七五が世間の相場だと思いこんでいるので、世間相場の発想しかできない、ということが起こる。 ...続きを見る

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2012/08/10 22:44
株守り兎待ちます残暑です
株守り兎待ちます残暑です  季語を用い五七五に作っても、こんなものは俳句じゃない、といわれることがよくある。  私の漢語俳句にしても、季語を用い五七五に読み下してみても、こんなものは俳句じゃない、と腐す俳人諸兄姉少なからずであることは想像に難くない。  季語を用い五七五に作っても、こんなものは俳句じゃない、という嘲笑が蔓延する。  とすれば、季語も五七五も、人さまの嘲笑を買う恐れ少なからずの規範であり、俳句の本質ではない。  俳句の本質は、それに従えば「こんなものは俳句じゃない」と腐されることが決してないものでな... ...続きを見る

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2012/08/08 21:23
恋愛や金の袋に新時代
恋愛や金の袋に新時代  俳句は詩であるが、俳句らしい詩を作るには、詩に展開できるような句を詠むのは問題がありそうだ。  詩に展開できるような句を詠むのであれば、最初から詩を詠めばよい。  もちろん、短い詩を、俳句に負けないくらい短く詠んで何が悪いか、ということがあり、俳句よりも短く詠んで何が悪いか、ということがある。  しかし、真に俳句らしい俳句を詠むには、言葉がある種理不尽に繋がることが求められるのではないか。 ...続きを見る

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2012/07/30 23:30
托鉢や過客は横波のごとし
托鉢や過客は横波のごとし  昨日に引き続き句題は「托鉢」。 ...続きを見る

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2012/07/15 21:32
夏の季語/かとロンドン/泡を吹く
夏の季語/かとロンドン/泡を吹く  日本の俳人の多くは、ビールを清涼飲料だと思っているのに違いない。ビールは夏の季語。  日本人の多くは、とりわけ夏にビールを多く飲む。しかし、それは、ビールを冷やして飲むからだ。  一方、本場ではどうか。ロンドンのパブでは、ビールがいちばんうまい温度で飲む。  ロンドンのビールが温いのはそのため。 ...続きを見る

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2012/07/01 19:29
唐土の俳諧問はん四字成語
唐土の俳諧問はん四字成語  季語によって季節感を共有したいという思いは私にはない。  漢語で俳句を詠む限りは、たとえ季節の言葉を用いたとしても、それが季語の役割を果たせるはずはない。  とすれば、季語が季語として認識されるのは、仮名まじり文による作句の場合だけだ。 ...続きを見る

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2012/06/20 19:39
山水や蠧魚が句を読み眠りをる
山水や蠧魚が句を読み眠りをる  中国の詩友金中博士から、論文の和訳のチェックを頼まれた。  論文は、日本の短歌と俳句の漢訳に関するものだが、漢語俳句、漢語短歌を作るうえでとても役立つ。 ...続きを見る

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2012/06/15 23:42
左遷されて苦海に愛する自然かな
左遷されて苦海に愛する自然かな  漢語で俳句を作る上では、詩友金中博士の『一詞和一句(一語+一句)』論がいちばん頼りになる。 ...続きを見る

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2012/06/08 22:49
冬海泛,棺柩一千萬。
 タイトルは昨夜の拙句「冬の海や浮かぶ柩が一千万」を漢語俳句に翻訳したもの。 ...続きを見る

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2012/05/16 20:51
秋深き田に詠む秋田の俳句かな その四
秋田国際俳句・川柳・短歌ネットワークの「日露俳句コンテスト」に応募してみようと句を考えてみた。 ...続きを見る

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2012/05/15 23:01
秋深き田に詠む秋田の俳句かな その三
 すでに書いたことだが、私は、秋田国際俳句・川柳・短歌ネットワークの「日露俳句コンテスト」が盛会であることを切に望んでいる。 ...続きを見る

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2012/05/13 14:12
秋深き田に詠む秋田の俳句かな その二
 昨夜も書いたが、秋田国際俳句・川柳・短歌ネットワークの「日露俳句コンテスト」の下記募集要項はひどい出来だ。 ...続きを見る

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2012/05/12 10:05
秋深き田に詠む秋田の俳句かな
 『秋田国際俳句・川柳・短歌ネットワーク』なる組織があり、「日露俳句コンテスト」というイベントがあることを知った。  私は、俳句の国際交流の成功を切に願っており、同イベントが盛会であることを切に願う。 ...続きを見る

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2012/05/12 01:43
俳句の再定義につき
 スウェーデン大使館で「スウェーデン文学 −日本からの視点」というテーマで、スウェーデンの俳句と文学についての講演会が開催され、世界俳句協会の夏石番矢、鎌倉佐弓、松岡秀明、そねだ ゆ、梅澤鳳舞氏とともに参加した。 ...続きを見る

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2012/05/10 00:31
生まれたら老いや病いで死んでゆく
 俳句は省略の詩であり、言葉の無駄を削りに削って詠むものだ、と説かれたことがある。  言葉の無駄を削る―その結果、十七音を割り込むことになっても、やはり短くすべきだとすれば、 ...続きを見る

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2012/03/21 23:15
花の底でけふも啼きをる春蚯蚓 ほか
  花の底でけふも啼きをる春蚯蚓 ...続きを見る

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2012/03/16 21:44
その虫は□■(各各)しかじか無視さるる
 川柳をやっている旧友を世界俳句へ誘ったら、俳句の壁の厚さを感じて来ているのでしばらく時間をくれ、という返事だった。  前向きに検討してくれることがありがたい。 ...続きを見る

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2012/02/27 22:26
桂冠にまさる鶏冠(とさか)の型をとる
 俳人の定型遵守は、俳譽と無縁ではないと思う。  鷄群の孤鶴であるよりは、鶏冠の立派な雄鶏でありたいのだ。 ...続きを見る

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2012/02/16 22:50
鷄群の孤鶴に桂冠やらず老ゆ
        漢俳・鷄群孤鶴       2012.02.10 -0396 ...続きを見る

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2012/02/10 21:41
どう朗読するかを無視して作る五七五
 スロベニア大使館では、東京外語大学日本語科の学生と五七調をめぐって話をする機会があった。  五七調も七五調も、日本語の美を表現する黄金律ではない、というのが私の意見。  なぜなら、七を三四あるは四三に句読せずに、きっちり七として朗読したら、平板になって美しくない。 ...続きを見る

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2012/02/10 00:09
漢俳 多作のための一作法
 詩の上達の方法として漢詩では「三多(看多、作多、商量多)」が説かれている。  三多は、多く読み、多く作り、多く工夫すること。  そして、俳句には「多作多捨」がある。  しかし、どのような作り方をすれば「多作」できるのか。 ...続きを見る

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2012/02/08 15:30
世の末に季語も季(すえ)なる氷点下
 季語を用いようが四字成語を用いようが独創性はあまり期待できないだろう。  しかし、四字成語は、詞贅省略の窮めとも言え、俳句は省略の文学であるというのなら、季語を用いるより四字成語を用いる方が、含蓄のある句を作れるだろう。とりわけ人事において然り。 山川草木に含蓄を期待するのでなければ、季語に冬深まれりと思ふべし。 ...続きを見る

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2012/01/31 23:55
朝顔につるべ取らるる廃家かな
  朝顔につるべ取られてもらい水 千代女   柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺 子規 ...続きを見る

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2011/12/25 23:46
Haiku 公道に消えにけり/くもと灰皿/秋の空
 毎月第二週の土曜日は東京お茶の水で漢詩結社「葛飾吟社」の例会。  不肖小生が講師を勤め、今は「詞」の勉強をしている。  道中、和製漢語について、考えていた。漢詩では「和習」ということが説かれ、日本でしか通用しない和製の漢語は漢詩では 用いるべからずとされ、そういう和製の漢語を用いることを「和習」という。  「寿司」は和製漢語。しかし、今や中国にも「寿司」はある。だったら、「寿司」を使ってもよい。 ...続きを見る

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2011/12/10 20:25
荒海や佐渡によこたふ天河 芭蕉
 この句、定型派の俳人は、五七五に読むだろう。 ...続きを見る

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2011/10/27 23:58
絶望の壁/到着しつつ出発しつつ/顔のない鳩ら     その二
 ここ数日、今年のノーベル賞詩人トーマス・トランストロンメル氏の上掲俳句が頭から離れない。  わたしは、それを、 ...続きを見る

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2011/10/26 23:26
絶望の壁/到着しつつ出発しつつ/顔のない鳩ら
 タイトルは、今年のノーベル賞詩人トーマス・トランストロンメル氏の俳句の英訳からの翻訳。  英訳の出所は、世界俳句協会の句友、清水国治さんの下記ブログ。 ...続きを見る

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2011/10/21 21:01
長音と短音知らぬ七五調
 朗詠は、聴衆の関心を音声の工夫によってどう引きつけ、意味内容の意外性によって、どうハッとさせるかを意識しなければならない。  それを音声で表現するには、長音と短音をどう配置するか、ということに留意しなければならない。  長音には、次にどのような言葉が発語されるか、という聴衆の期待を喚起する力があるからだ。  ギリシャ古典の叙事詩(ホメロス)と中国の近体詩(絶句・律詩)の平仄、その長音をどう配置するか、ということ韻律としている。    枕草子を読むとすれば、  はるは/あけぼの。やう... ...続きを見る

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2011/10/13 23:26
天高し詩的自由をいざ説かん
 韓国文学翻訳院が実施する「東京フォーラム」の二日目(10月21日(金)14:00〜)に、韓国詩調詩人協会会長、韓国詩人協会長を歴任した李根培(イ・グンベ)氏と対談をすることになっている。  テーマは「時調と俳句の魅力」。 ...続きを見る

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2011/10/01 12:36
目には青葉山ほととぎす初鰹 その三
 私は素堂のこの句の、名詞句を畳みかける詩法が好きだ。動詞がひとつもない。  そして、この句を思うときいつも、元の馬致遠を思う。 ...続きを見る

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2011/09/30 20:41
目には青葉山ほととぎす初鰹 そのニ
 山口素堂の「目には青葉山ほととぎす初鰹」は字余りだからと「は」を抜いて ...続きを見る

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2011/09/30 20:21
目には青葉山ほととぎす初鰹 素堂
 俳句を五七五に作るのが悪いということはないが、それが定型だとことさらにいうのは俳句を正しく教えるうえで害があるばかりだ。  五七五が俳句の定型である、俳句にはそういう定型がある、と言い出すと、五七五に合致しないものは、  1 字余りである  2 字足らずである  3 句またがりである  などといわなければならなくなる。そして、そのようにみんながいっている。 ...続きを見る

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2011/09/28 15:14
雀の子そこのきたまへ馬が来る
 小林一茶には弱き者を応援するヒューマンな詩心がある。 ...続きを見る

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2011/09/26 21:49
花は痩せ緑肥へたる古池に蛙飛び込む水の音かも
 世界でもっとも有名な俳句は、芭蕉の「古池や蛙飛び込む水の音」であるだろう。  そして、この句の季語はわが国では広く「蛙」とされているのだが、私には納得できない。 ...続きを見る

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2011/09/26 20:27
枯枝に烏のとまりたるや秋の暮
 唐寅(とういん、男性、1470年-1523年)は明の時代の文人画家。その作品に「枯木寒鴉図」なる扇面画がある。  芭蕉の句   A:枯枝に烏のとまりたるや秋の暮  あるいは、   B:枯朶に烏のとまりけり秋の暮  は、この「枯木寒鴉」と無縁ではないだろう。 ...続きを見る

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2011/09/25 23:23
脱皮せぬ蝉はいまだに鳴かぬ蝉
 第2回東京ポエトリー・フェスティバルと第6回世界俳句協会大会2011(TPF2&WHAC6 2011)その二。  日本と海外の詩人たちが入れ替わり立ち代り自作を朗読するのを拝聴していると、日本の詩人、歌人、俳人の多くが、自作の声にすることよりも自作を文字にすることに一所懸命であることが訝しく思えてきた。  日本の詩人、歌人、俳人には、詩集や歌集や句集は出せたら出したいと思うが、自作の朗読はしないとする者が少なくないが、それはなぜなのか。  その理由は、 1 私は恥かしがり屋ではないが、... ...続きを見る

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2011/09/14 21:19
脱皮せぬ蝉に余韻を求めしや
 2011年9月11日、つまりは一昨日、微力ながら私が事務局長を勤めた第2回東京ポエトリー・フェスティバルと第6回世界俳句協会大会2011(TPF2&WHAC6 2011)が大成功のうちに幕を閉じた。  海外15の国と地域から15人の詩人・俳人、日本からは20人の詩人、歌人、俳人が明治大学リバティータワーリバティーホールの 舞台に立ち、10日夜のNPO世界俳句協会俳句パーティーのみの俳句朗読者13人を加えれば、3日間で総勢48人が集った国際詩歌祭となった。  これに、会場いっぱいに広がった... ...続きを見る

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2011/09/13 21:41
柳散清水涸石処処(与謝蕪村)
 蕪村のこの句は、  やなぎちりしみずかれいしところどころ  と読むのだと示されると、現代の初学の俳人のほとんどが、なるほどと感嘆するようだ。  そして、なるほど蕪村は漢籍に通じていた、と。  しかし、漢詩人の立場からみれば、蕪村がいかに漢詩を知っていなかったかがわかるのだ。  漢籍に親しんでいたが、漢詩のことはまるでわかっていない。 ...続きを見る

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2011/08/24 23:57
出戻りの虎が傾く山の酒(放虎還山傾緑酒)
 私は「第2回東京ポエトリー・フェスティバルと第6回世界俳句協会大会2011(TPF2&WHAC6 2011)」の事務局長をしている。     http://www.geocities.jp/tokyopoetry/     http://www.worldhaiku.net/japanese.htm ...続きを見る

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2011/06/21 22:05
君が代と福島原発の共通項
 憲法の原理は民主主義なのだから多数決で決めればよく、原子力発電もその多数決で進めてきた。  そして「君が代」をめぐる最高裁の判断にも、その多数決原理が働いてるようだ。 ...続きを見る

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2011/06/14 21:56
菜の花や光あふれて黄金なる
 世界中で私だけしか取り組んでいない命題がある。  なぜ世界中で私だけかといえば、日本の定型俳句に対応する漢語俳句は、七言一句だということに気が付いているのは私だけではないが、漢語七言一句をもって俳句だとして実際に句を作っている者を、私は私以外に知らない。  さらに、かりに漢語七言一句の俳句を作る者が他にいるとしても、平仄を調え押韻をしつつ作句する者となると、もはや私以外にはいないだろう。  そこで、次の命題は、世界中で私だけしか取り組んでいない。 ...続きを見る

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2011/05/18 21:57
若者の数がものいう未来かな
 本日は漢詩結社「葛飾吟社」の例会。  珍しく若い参加者が三人あり、華やいだ会となった。  三人は、吟社の会員で今は上海で働いている陳興氏、  かつて吟社の会員で、中国へ留学、今は仕事が忙しく漢詩は中止中のMYさん、そして、わざわざ福岡から飛行機で上京されたAMさん。 ...続きを見る

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2011/05/14 22:16
今、夏石番矢の俳句が巣様字意(すさまじい)
 なんで「すさまじい」とキーボードを叩けば巣様字意なのか。しかし、  わが損經(尊敬)に値する夏石番矢の句が、後光のごとくに放射線を発している。 ...続きを見る

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2011/04/11 21:19
同見は勇気 異見が深める俳句かな
 台湾の呉昭新先生が昨晩、『台湾文学評論』の読者の反響欄を送ってくれた。  呉昭新先生と張福武先生の寄稿が掲載されており、下記ブログに関連する。 ...続きを見る

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2011/04/04 22:43
有○と無□で詠む吾が俳句
 あるまるとむしかくでよむあがはいく  ここ数日、有○無□という形の四字成語に取材して二十数個の五七令とそれを読み下して日本語にした短歌とそれにヒントを得た俳句を詠んできたが、  第一字が「有」である四字成語つまり有○○○という形のものは、わたしが蒐集したところでは、全部で124個ある。  そのうち、第三字が「無」であるもの、つまり有○無○という形のものは38個、このうち第二字と四字の平仄が同じで、つまりは、四字において平仄があわないものは14個、残り24個は平仄があっているので、詩に使え... ...続きを見る

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2011/02/23 22:56
俳句は日本語でなくたって詠める その二
 きのう紹介した台湾の呉昭新先生の「俳句並不是只有日語才可以吟詠(俳句は日本語でなくたって詠める)」は、日本にいると見落としてしまうことが書かれていると思えたので、記事の全文を翻訳してみた。翻訳は、つまりは熟読。  呉昭新先生、私の現代中国語の読解力が及ばないところは、ご指摘ください。 ...続きを見る

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2011/02/18 20:19
俳句は日本語でなくたって詠める
 わたしの句友で日本語で俳句を作ることができる台湾の呉昭新先生が、台湾で影響力のある「台湾文学部落格(ブログ)他に  「俳句並不是只有日語才可以吟詠(俳句は日本語でなくたって詠める)」  という記事を書いている。 ...続きを見る

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2011/02/17 23:54
蕉翁に酸素は何かと問われなん
 日本人の英語能力がしばしば問題になる。  日本人の多くは、外国人が驚くほどに英語が話せない。  身近なところでは、俳人の英語能力。俳句ほどの短い自作を自分で翻訳できる俳人が、実はあまりいない。  わたしが知る日本の若い歌人で俳人である堀田季何氏は、インターナショナル・スクール+アメリカの大学で教育を受けているので、俳句はまず英語で作り、それを日本語に翻訳する、ということもあるというが・・・ ...続きを見る

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2011/01/20 23:43
梅林や平安の心を継いで詠む文語 その二
 きのうも書いたが、広辞苑によれば、  文語@ 文字で書かれた言語。もっぱら読み書きに用いられることば。文字言語。書きことば。  文語A 日本語では、現代の口語に対して、特に平安時代語を基礎として発達・固定した言語の体系、または、それに基づく文体の称。 ...続きを見る

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2011/01/10 09:56
梅林や平安の心を継いで詠む文語
 「文語」とは何だろう。広辞苑によれば、  文語@ 文字で書かれた言語。もっぱら読み書きに用いられることば。文字言語。書きことば。  文語A 日本語では、現代の口語に対して、特に平安時代語を基礎として発達・固定した言語の体系、または、それに基づく文体の称。 ...続きを見る

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2011/01/09 20:49
四七令・五七令についての覚え書き
1.私は漢語の詩詞を作るが、全十二字程度の短いものは、二句一章に作る場合が多い。  その二句一章、上四下七の場合は四七令、上五下七の場合は五七令、と適宜に呼んでいる。 ...続きを見る

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2010/12/27 22:10
一穂の灯のもと長夜に読む伝統
 タイトルの句に字余り感はない。「長夜」は二音、「伝統」は二音なし三音に響くからだ。「長夜」も「伝統」も漢語である。 漢語の音数は、それを平仮名で表記した字数とは一致しない。 ...続きを見る

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2010/12/12 23:03
亡き母が定型に収めんと生んだ我
 わたしがなぜ反「定型」的言辞を繰り返すのか、ということをめぐって、そのトラウマが亡き母にあることがきょうわかった。  トラウマもしくは無意識下の性的衝動。  愛媛県の農家に生まれた母は記憶力に長け、子供の時から勉強が好きで、女学校卒業後は祖父が売ったみかん山ひとつの学資で上京して帝国女子理専で生物を学び、帰郷後は松山の農業試験場に奉職し、農林技官だった父の研究助手を勤めた。  そして、周囲の反対を押し切って父と結婚することになるのだが、母が、曽祖母にいわせれば関東の「どこの馬の骨」か知れ... ...続きを見る

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2010/12/05 11:30
定型や海馬に騎りをる検閲者
 漢語の短詩で十一字あるいは十二字に作り、それを詠み下せば三十一字になるとわかってから、日本語を初案にして歌を詠もうという気持ちになれない。  そこで、数年にわたって参加させていただいていたネット歌会 『原人の海図』 ...続きを見る

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2010/12/03 23:33
月のもと思い荒唐掻く白頭
 昨日、虚子の句をもとに一句を得た。    遅日推敲隻句好  遅き日や推敲をして隻句よし 獅子鮟鱇  これをもとに、今年2500首目は、七言律詩。 ...続きを見る

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2010/12/01 10:08
推敲は大家にまかせて美味き酒を
  独り句の推敲をして遅き日を 虚子 ...続きを見る

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2010/11/30 16:47
花を詠めば蕉翁が句は六七五
 定型に納めることは、「努力」というほどのものではない、と昨夜寝る前に書いたが、  そうであれば、五七五や五七五七七をめぐって、何がなされているか、ということを考えてみなければならない。  たとえば六七五の句作りをして、投句をしてみるとする。  そういう句が、選に選ばれることがあるだろうか。  どうすれば五七五になるかということで、選者の添削の筆が入るのが落ちだろう。  定型に納めることは、「努力」というほどのものではない、とすれば、その程度の努力をなぜしないのか、というのが、添削する... ...続きを見る

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2010/11/29 17:46
定型に納める努力や秋の風
 「定型に納める努力」が随処で説かれているが、定型に納めることは、「努力」というほどのものではない。  漫然と句を作り歌を詠めば定型に納まってしまうのだ。つまり。放っておけば定型になる。 ...続きを見る

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2010/11/29 00:18
夫婦は嗚呼 廬(いほり)と墓と雲孫と
 きのう作った一一二二令“夫,婦。嗚呼,廬墓。”は畢竟、二二二の六字句―夫婦嗚呼廬墓。  そこで、六言絶句の一句にすることができる。  而して、漢語俳人は、詩体を跨いで推敲することになります、定型派の俳人の推敲は五七五のなかでしか筆を動かしませんが・・・ ...続きを見る

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2010/11/23 22:21
天晴れて人は影をば曳きにけり
 自由律(律から自由になるのではなく、律を自由に作る)、十七字からはじめて一字ずつ減らしながら今日で最後の二字。  この1か月余りで    17字は32体    16字は十六字令に敬意を表してパス    15字は31体    14字は44体    13字は38体    12字は31体    11字は21体    10字は 7体     9字は 9体  そして、きょうは、    8字〜2字 14体。  字数が減るにつれ詩体の数は減り、二字は、一句二字だけというのはありえな... ...続きを見る

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2010/11/21 15:21
われ思うゆえにわが句に季題なし
 私はソクラテスから、私は無知であると知ることを学び  デカルトから、我思うゆえに我ありを学び  ヴァレリーから、純粋自我を学び  荘子を楽しみ、禪をめぐる考えを鈴木大拙から学んだ。 ...続きを見る

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2010/11/21 10:08
化蝴蝶,夢尋唐土,討俳諧。
 俳句は五七五であらねばならないとする意見に、その根拠を日本の詩歌の伝統に置くものがあります。  曰く、和歌の短歌は五七五七七であった。  和歌の短歌の形式を踏んで生まれた「連歌」は、五七五・七七・・・・であった。  「連歌」の形式を踏んで生まれた「俳諧の連歌」すなわち俳諧もまた、五七五・七七・・・・であった。  「俳諧」の発句は、五七五であった。  「俳句」は「俳諧」の発句を子規が「俳句」と改名したものである。そこで、発句=俳句=五七五。 ...続きを見る

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2010/11/20 23:12
肉牛が流れを望む秋の暮
  自由律(律から自由になるのではなく、律を自由に作る)九字。初句二字〜四字のもの五体。 ...続きを見る

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2010/11/18 21:22
定石は白一黒二の目石(めいし)です
 俳句は一般に五七五の三句で成ると説かれる一方、三句切れは避けるべきとされ、二物衝突とか二句一章とか、二が説かれている。  この三と二をどう理解すればよいのか。 ...続きを見る

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2010/11/17 22:17
牛なれば反芻しつつ牽く愁い
 タイトルは俳句。季語は「愁」、秋。「愁」という字には「秋」とあるので。  自由律(律から自由になるのではなく、律を自由に作る)九字。初句一字のもの四体。 ...続きを見る

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2010/11/16 22:25
母の言葉で詠もう皆の俳句 呉昭新
 Haikuはまず母語で詠まれ、英語などのメジャーな言語に翻訳されて世界のHaijinに共有されます。  世界で共有される、というと、ユニバーサルな面ばかりに眼がいってしまいそうですが、まず母語で詠まれているということを忘れてはならない、と思います。  話者が多くなかったりしてメジャーではない言語を母語としている人たちにとって、俳句が、自分たちの母語を共有し、生かす詩として機能している、 そういうケースが少なからずあるからです。  民族固有の詩はどこでも、おおむね長かったり規則を踏まえる... ...続きを見る

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2010/11/16 19:07
蕎麦を喰へばカラス啼くなり山の宿
 タイトルは俳句。季語は「カラス啼く」。張継の七言絶句に「月落ち烏啼いて霜 天に満ち」とあり、冬。  さて、私は日本人で日本語の話者として不自由を感じることはあまりありませんが、俳句を読んでいると時折り日本語がよくわからなくなる。 ...続きを見る

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2010/11/15 18:35
離れ小島に天気晴朗なれども濤高し
 自由律(律から自由になるのではなく、律を自由に作る)十一字。初句三字〜七字のもの九体。 ...続きを見る

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2010/11/14 17:52
切れ痔などはいらぬ俳句もありにけり その三
 「詩は翻訳不可能、ということがあるにもかかわらず、俳句には、詩でありながら翻訳可能である」ということをめぐって、再び張福武先生にお答えします。    http://shiciankou.at.webry.info/201011/article_17.html ...続きを見る

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2010/11/14 15:20
切れ痔などはいらぬ俳句もありにけり その二
 きょうは、拙記事「切れ痔などはいらぬ俳句もありにけり」  http://shiciankou.at.webry.info/201011/article_8.html  につき、張福武先生からいただいたコメントにつき、書きます。 ...続きを見る

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2010/11/13 11:10
無惨やな待兎守株の龍と虎
 自由律(律から自由になるのではなく、律を自由に作る)十一字。初句二字のもの六体。  ...続きを見る

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2010/11/11 10:32
寒けれど酒あたたかく詩一篇
 十一字に作る短詩は、上四下七に尽きるように思う。  しかし、自由律(律から自由になるのではなく、律を自由に作る)、十七字、十五字、十四字、十三字、十二字の次は十一字を試みたい。まず初句一字のもの六体七首。  ...続きを見る

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2010/11/10 22:00
俳人が世界を跨いで生む歌人
 わたしたちの母国であり、俳句の母国である日本の俳人たちは、  Haikuは俳句とは趣を異にする  ということをいうことばかりに熱心だ。そう思える。  しかし、それで、わたしたちは、この国際社会において、何を得ることができるのだろう。 ...続きを見る

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2010/11/08 23:29
切れ痔などはいらぬ俳句もありにけり
 日本が生んだ俳句が世界にひろまっている、ということは日本人にとって喜ばしいことのはずだが、そのことは、日本の俳人にとって喜ばしいことなのかどうか、ということを今日は考えた。  というのも、わが国では、外国の俳人が詠む俳句は、日本人が日本語で詠む俳句と違う、共感できない、ということばかりが繰り返し論じられており、そこから何かを学ぼうという態度は乏しく、ただただ世界の俳句を眼ざわりに思っている人が少なからずであるようだから、そう思う。  日本が生んだ俳句が世界にひろまっている、ということは、日... ...続きを見る

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2010/11/06 20:32
鷄も犬もきょうから仙である
 自由律(律から自由になるのではなく、律を自由に作る)十二字令、十二體(初句四字〜九字)。  「鷄犬皆仙」は、四字成語。漢朝の淮南王、劉安修煉して仙になったのち,あまった藥を庭に撒き散らしておいたら、鷄と犬がそれを食べ、みな昇天した、という伝説を典故としている。  今では、誰かが偉くなると、そのおこぼれにあずかる者がいる、という意味にも使う。季語俳句ではなく四字成語俳句に使える成語。 ...続きを見る

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2010/11/05 23:43
天仙は舞うけど酒徒には羽がない
 自由律(律から自由になるのではなく、律を自由に作る)十二字令、初句三字の場合、五体。 ...続きを見る

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2010/11/03 18:41
秋なれば閑愁ありて白頭が緑酒(さけ)を傾け月鈎みあぐ
 自由律(律から自由になるのではなく、律を自由に作る)、十七字、十五字、十四字、十三字の次が十二字。  実は少しやりにくい。十二字については五七令として、五・七(四・三)の短詩をこれまでにかなり作っているので、それ以外の句作り、気が重い。五七令は読み下せば五七五七七すなわち短歌風に翻訳できる。95%以上、そうできる。  一方、漢語では五四三の三句、そこで、漢語俳句だと言いなすこともできるのだ。  つまりは、日本では、短歌だ俳句だといって歌人・俳人がたがいに肩を怒らせているようにも思えるが、... ...続きを見る

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2010/11/02 21:43
秋晴れやコンピュータが詠む俳句 その二
 自閑さんに教えてもらったYahoo知恵袋の世界俳句関連 ...続きを見る

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2010/11/01 21:42
秋晴れやコンピュータが詠む俳句
 自閑さんのご質問  http://shiciankou.at.webry.info/201010/article_69.html のコメント  にお答えします。私見ですが、 ...続きを見る

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2010/10/31 23:51
律はわが内なる母語の風に添ふ
 きょうは、自由律(律から自由になるのではなく、律を自由に作る)十三字令、初句一字〜七字、三十八体。  十七字、十五字、十四字、そして十三字について中国古典詩詞の韻律を踏まえた短詩体を作ってみたが、字数(音数)は、韻律を踏まえた結果であって、韻律を拘束するものではない。  とすれば、わが短歌や俳句の音数は、いかなる韻律の結果なのだろうか。  韻律がないのだ。だから、いくら音数律にこだわってみても、五七五と五七五七七のふたつにしか、頼るべき律を見いだせないのだ。  五七五と五七五七七がその... ...続きを見る

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2010/10/31 17:57
歳時記に四季おりおりの酒を酌む
 自由律(律から自由になるのではなく、律を自由に作る)十四字令初句八字は、パス。  初句九字を一首。 ...続きを見る

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2010/10/30 12:16
酒を酌めば塵が洗われ杯に浮く
 自由律(律から自由になるのではなく、律を自由に作る)十四字令初句七字の場合は、三体しか想い浮かばない。  第二句七字に作ればすなわち七七。詞に七七に作る「竹枝」があるので、自由律足り得ない。  そこで、第二句七字を二句に割る。  まず四三にわけ、七四三。その四三が七字一句にならないようには工夫がいる。  第二句四字は上一下三とし、第三句の三字と対句にする。 ...続きを見る

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2010/10/30 09:59
夏草や兵どもが夢の跡 芭蕉
 俳句は瞬間を切り取るものという俳句観がある。  しかし、「夏草や兵どもが夢の跡」に詠まれている「瞬間」は、夏草を見たそのときにだけ現前しているのではないのか。  「兵どもが夢の跡」は芭蕉の教養であり、芭蕉の脳内に存在するのであり、教養は瞬間ではなく持続する。  教養は過去であり、過去は人間の脳内にのみ存在し、永続する。 ...続きを見る

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2010/10/29 23:45
笑うなかれ絶滅危惧種と漢詩人を
 50歳のとき、漢詩を作ろうと思ったわたしの初心には、主な動機が三つある。 ...続きを見る

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2010/10/28 22:10
十年求句花間に踏む犬の糞
  自由律(律から自由になるのではなく、律を自由に作る)十四字令初句六字の場合の七体。昨晩の作。   「狗糞」は犬の糞。 ...続きを見る

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2010/10/28 18:02
唐ゆきさんを知らずに内輪で詠む俳句
 確かに“COOL JAPAN”なのだ。  しかし、俳句の母国であるわが国では、俳句を世界がどれだけ・どのように受容しているか、ということがよくわからない、という逆説。 ...続きを見る

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2010/10/27 21:32
旅ゆけば馬糞のなかに花が咲く
 詩友で江戸学の秋山忠彌先生に教わったのだが、太田南畝は洒落本の作者としては、「馬糞中咲菖蒲」という筆名だったとのこと。  ならばということで、自由律(律から自由になるのではなく、律を自由に作る)十四字令初句五字の場合の六体は、「花開馬糞中」を題とした。 ...続きを見る

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2010/10/27 21:11
花言あれば酒仙も花銭を引き受ける
 「花言」はうわべだけで実のない言葉。「花銭」にはいろんな意味があるが、ここでは金銭をふんだんに使うこと。  以下、自由律(律から自由になるのではなく、律を自由に作る)十四字令初句四字の場合七体。これまでに計二十七体。  「騷客」は詩人、「驚破詩魔」は、詩魔をびっくりさせるの意味だが、意訳している。 ...続きを見る

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2010/10/26 16:04
酒錢なくて詩仙は仰ぐ秋の空
 自由律(律から自由になるのではなく、律を自由に作る)十四字令初句三字の場合七体。 ...続きを見る

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2010/10/24 21:44
刀泉が沍(か)れて月下にひとり立つ
 自由律(律から自由になるのではなく、律を自由に作る)十四字令初句二字の場合七体。  以下、「刀泉」は「錢」のこと。 ...続きを見る

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2010/10/24 17:30
人の世に銭あり愚と賢と
 自由律(律から自由になるのではなく、律を自由に作る)十四字令初句一字の場合六体。 ...続きを見る

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2010/10/24 16:02
音書を枕も好句なし嗚呼
 自由律(律から自由になるのではなく、律を自由に作る)十五字令初句六字の場合。二十八〜三十一体目。  二二二に作る六字句は(私の場合、かも知れないが)実に扱いにくい。  ...続きを見る

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2010/10/23 20:27
金秋や肉牛が月華に鳴く
 自由律(律から自由になるのではなく、律を自由に作る)十五字令二十三体目〜二十七体目、初句五字とし、第二句を七字から二字へと減らす。  まず、初句五字、第二句が七字なら、残りは三字(15−5−7=3)。  第三句が三字であれば、第二句七字は上四下三の律句に作り、下三を第三句の三字と対仗にするのがよい。 ...続きを見る

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2010/10/23 18:00
花の底に月を浮かべて杯がある
 自由律(律から自由になるのではなく、律を自由に作る)十五字令十七体目〜二十二体目、初句四字とし、第二句を七字から二字まで減らす。  まず、初句四字、第二句が七字なら、残りは四字(15−4−7=4)。  第三句が四字であれば、第二句七字は上三下四に作り、第三句の四字と対仗にするのがよい。 ...続きを見る

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2010/10/23 10:53
彩鳳が鴉について飛ぶ鬼道
 漢語の七言は和文の五七五にしやすいが、タイトルもそのひとつ。漢語では「彩鳳隨鴉飛鬼道」  自由律(律から自由になるのではなく、律を自由に作る)十五字令は、最初に七五三を作ったが、その十六体目、初句三字の場合の五体目は、三五七。 ...続きを見る

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2010/10/22 18:40
詩を得れば月下に歌う鳳凰
 自由律(律から自由になるのではなく、律を自由に作る)十五字令十五体目、初句三字の場合の四 ...続きを見る

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2010/10/22 17:10
月が照れば花のかんばせが目に浮かぶ
 自由律(律から自由になるのではなく、律を自由に作る)十五字令十四体目、初句三字の場合の三。 ...続きを見る

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2010/10/22 16:41
金秋や詩龍も酒虎も月の下
 自由律(律から自由になるのではなく、律を自由に作る)十五字令、初句三字の場合。 ...続きを見る

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2010/10/22 16:25
月に酔えば眼に声なくも情あり
 自由律(律から自由になるのではなく、律を自由に作る)十五字令、初句二字の場合、さらに三首。 ...続きを見る

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2010/10/21 17:49
十五夜や月と酒とで二二六五
 自由律(律から自由になるのではなく、律を自由に作る)十五字令、初句二字の場合、二首。 ...続きを見る

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2010/10/21 17:33
年よりが酒を帯びれば講義あり
 自由律(律から自由になるのではなく、律を自由に作る)十五字令、初句一字の場合、さらに二首。 ...続きを見る

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2010/10/21 09:49
約束の月夜に蝶が出る墓穴
 十五字令、四体目。月の明るい夜には墓場で蝶が舞う。 ...続きを見る

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2010/10/20 23:03
唇に酒新しく詩韵あり
 十五字令、三体目。短歌五七,五七・七に想を得て、一二三,一二三・三。 ...続きを見る

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2010/10/20 22:02
季語を知れば季語を求めて徘徊す
 俳人に吟行という名の徘徊を好む者が多いのは、たびたび旅に出た蕉翁の影響もあるのだろうが、俳句は季語と五七五だといったん合点してしまうと、あとは、俳句とは何か、と考えることが、なくなってしまうからではないのか。  判断が停止する。  そして人は、ある種の停滞がある程度続くと、じっとしていられなくなって、徘徊する。 ...続きを見る

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2010/10/20 21:05
金秋や緑酒に錢を費やせり
 十七字の自由律はひととおりやってみたので、次は十五字。十六字を飛ばすのは、「十六字令」があるからだ。 十六字令の一七三五に優る詩体を探るのは、いささかしんどい。  十五字令、まずは一二三四五。 ...続きを見る

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2010/10/20 20:50
読者にも季語を説きをるあの俳人
 季語と五七五を俳句が俳句であるための決まりごとだとする考えは、いかなる背景があってそう主張するのかを問わずとも、その主張は、季語と五七五を遵守しない俳句は俳句ではない、と主張することになるだろう。  しかし、それを主張する者は、季語を用いず五七五に作ってはいませんが、これは俳句です、と主張する作者あるいは作品に、どう対応することになるのだろう。  あなたは俳句のつもりかも知れないが、わたしはあなたの作を俳句とは認めない、というだけのことではないのか。 ...続きを見る

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2010/10/20 20:25
青娥から丹液受ける金の秋
 十七字令二十八体目、七五五をブログに挙げるのを失念していた。  第一句を上二下五とし、その下五と第二句、第三句の五字を鼎仗に作る。 ...続きを見る

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2010/10/20 18:00
面倒だから自由律とする輩
 漢詩の定型詩体は唐代にとても洗練された形で「新体詩(絶句、律詩、排律)」を生んだが、宋代にはそれだけでは飽き足らなくて1000とも2000ともいわれる膨大な数の定型詩体である「詞」を生んだ。  1000とも2000ともいわれる膨大な数の定型詩体があるということ、それは、定型から自由律への移行のようでもあるが、その個々はやはり定型なのだ。  つまり、それぞれの詩体の韻律に従えば、同じ詩体の新しい詩を、再生産できるからだ。 ...続きを見る

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2010/10/19 22:14
十七の音に届かぬ十五才
 別に全十七音にこだわることもないのだ。全十五字に作るなら、七五三、もある。 ...続きを見る

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2010/10/19 21:41
十七の音が生み出す三十一(みそひと)詩体
 10月4日以来わたしは、全十七の音は、押韻と平仄に関わる規律である「韻律」に依拠すればどれだけの詩体を生みだせるか、ということを探ってきた。  その結果、下記30体+異体2体(句の字数は他と同じであるが、領字の使用により句読がことなる詩体:*印)を得た。  いずれも、おそらくは私以外が作ってはいない詩体であり、今はまだ定型詩体ではない。  しかし、「韻律」に依拠しているのでそれを知る人であれば、同じ詩体での作詩が可能ーそこで、下記32体は、定型化可能態の詩体である。  これに、すでに定... ...続きを見る

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2010/10/19 20:51
山人が詩韵を学び老いにけり
 十七字令二十九体目〜三十体目。初句の八字句は上一下七で上一は領字。  そのうえでまずは、第二句以下を三字の鼎仗とする詩体。 ...続きを見る

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2010/10/19 17:41
兎を待ち株を守るも夕陽落つ
 十七字令二十七体目、六二九。 ...続きを見る

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2010/10/19 16:35
月明や金の壺には緑の酒
 十七字令二十六体目、六七四。七字句は詩では上四下三に作るが、詞曲では上三下四に作る場合が少なくない。  上四下三の次に四字句を持ってくるのは、落ちつきが悪い。そこで、ここでは第二句の七字を上三下四に作り、その上四を領字句として、 下四と第三句の四字句と対仗にする。 ...続きを見る

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2010/10/19 16:21
月影や隣家の南窓に孤影
  十七字令二十五体目二首。いずれも六六五に作っており同体だが、領字「念」を第二句におくか第三句に置くかで差がある。   その一。領字「念」を第二句におき、その下五と第三句と対句にする。   その二。六六を対句に作り、第三句五字を上一下四に作って、三句に偶数字句(六、四)の響きを保たせる。 ...続きを見る

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2010/10/18 22:50
鶴は一声 閑談縷縷としもう三更
 五十嵐秀彦さんがご自身のブログ「無門日記」に、 >有季定型を「ルール」とする意見(それを守る立場であれ破る立場であれ)については、なんだか納得できない思いがあったものだから、「ルール」と言うより「ツール」なんじゃないかと発言したところ、いくつか反論をいただいたのである。  と書いている。 ...続きを見る

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2010/10/18 20:40
月千古一醉三唱両迂叟                   ツキセンコイッスイサンショウリョウウソウ
 十七字令二十二〜二十四体目。一昨日作ったもの。  同じ詩体が重ならないようExcelのソート機能で管理しながら作っている。 ...続きを見る

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2010/10/17 15:25
春雨に湿る巫山の香夢かな
 十七字令二十一体目。「燕語」には、酒盛りをして語り合うこと、少女のおしゃべりなどのほかに、恋人同士や夫婦のむつごとの意味がある。 ...続きを見る

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2010/10/15 21:09
義の虫の蟻にならって人は山に仙となる
 タイトルの句は五七五に三三を加え、五七三三五としてみた。三三七拍子に想を得ている。  江戸には俳諧があったが、明治以降は俳句になってしまった。  爾来、日本の俳人は言葉で遊ぶことを軽く見、労多くして俳諧味も滋味である回文俳句などを楽しめなく なった。  言葉で遊ぶ―これについては、漢詩に千年一日の長がある。  義+虫=蟻。人+山=仙。 ...続きを見る

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2010/10/14 21:09
酔うほどに墓場をめぐる秋である
 十七字令旧作二首。十七および十八体目、一昨日の作。第三句を九字に作る。 ...続きを見る

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2010/10/14 20:16
天くだる荘周 K船から俳人 拙作:吟遊44号
 きょうは、ショックで俳句が作れない。  大変な本が、鎌倉佐弓さんからきょう届いた。 ...続きを見る

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2010/10/13 22:25
俳優も詩人歌人も詠む一句
 俳ラ17では俳優である神山天外さん、詩人・歌人でもある葛原りょうさんの句を対照化することができ、セットで楽しむことができた。 ...続きを見る

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2010/10/12 10:37
私心なきを書にしてなおも百感あり
 土曜日と日曜日、俳ラ17の対応で詩を作らなかった。土曜日は漢詩の例会があって電車での途上、一首を得たが忘れてしまった。  きょうは、孫娘と遊び作らなかったが、寝る前に一首を得た。十七字自由律十六体目。 ...続きを見る

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2010/10/11 23:43
面会謝絶の部屋のなかには花畑 夏石番矢
 きのうの俳ラ17、実に楽しかった。  タイトルの一句は、俳ラ17で朗読された夏石番矢さんの『あたたかい迷路』のなかからの一句。 ...続きを見る

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2010/10/11 20:49
句を求め来て千年の泉下かな
 十七字令自由律のひとつに三三六五と作って悪いというものではないが、一字増やして全十八字とし、三三七五に作った方が、作りやすいように思う。  自由律なのだから、十七字にこだわることもない。  漢俳五七五を、三三七五にしたものと考えてもよい。 ...続きを見る

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2010/10/08 21:57
春も夏も秋も冬もの羽人の巣
 きのう十七字令自由律十四体目を三三六五に作ったが、第四句を上一下五につくり、その上一字を領字とした。  しかし、第四句を二二二に作ってもよさそうだ。 ...続きを見る

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2010/10/08 21:21
酒仙飛べば翼ぶつかる春の風
 十七字令自由律十五体目。四四九に作り、鼎仗を用いる。 ...続きを見る

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2010/10/08 20:34
揺れるのか誇るのか乳房や眩し
 十七字自由律。十三体目および十四体目。いずれも初句は三字。「人道」は古くは男女の性行為。 ...続きを見る

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2010/10/07 22:01
酒ついに尽きて世途にも秋来る
十七字自由律。十一体目および十二体目。いずれも初句は二字。 ...続きを見る

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2010/10/06 21:31
古池や好逑もとめ鳴く蛙
 森林no.3のこの壁紙は、古池に思える。  で、「蛙飛び込む水の音」の「蛙」は、春の季語なのだろうか。 ...続きを見る

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2010/10/06 20:58
五七五に五五七が勝る韻律 その二
 拙稿「五七五に五五七が勝る韻律」 ...続きを見る

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2010/10/06 09:40
腰を振り「屁」を「仁」に換えて上京す
 五七五墨守の俳人には、俳句は一字を大切にしなければならぬという言い伝えがあって、「へ」と「に」はきちんと使い分けなければならない助詞のようだ。  そこで、 ...続きを見る

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2010/10/05 21:31
人老いて雪を見るなり玄(くろ)き冬
 きのうの夜に思い立って、きょうは孫の相手も挟みながら考えて、これまでに十七字の詩体を九個考案した。どなたかがすでに作っている詩体もあるかも知れないが。  十七字の詩体は、漢俳だけではない。そこで、いくら漢俳が五七五だからといって、短詩を十七字に作る場合に、漢俳ばかりを作る気にはなれないのだが、日本の俳句は、五七五ばかりを勧めている。  五七五ばかりを作っていて、それで日本語の作詩能力が高くなるものではないのに、五七五以外の俳句は作るなという指導があちこちで行われている。  十七字令、十体... ...続きを見る

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2010/10/05 21:09
十八から一を引いたら十七字
 もうひとつの話は、『閑中好』十八字から一字を引いても、十七字の詩体を作ることができるということ。 ...続きを見る

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2010/10/05 18:30
十六に一を足したら十七字
 早い話が、『十六字令』に一字足したのでも、十七字の詩体を作ることができる。  で、どこに足すかだ。 ...続きを見る

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2010/10/05 17:59
君知るや十七字にも秋来る
 『金字経』三十一字から下十四字を削って十七字の詩体を得たのとは反対に、『竹枝』十四字に三字を足して十七字の詩体を得ることもできる。 ...続きを見る

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2010/10/05 12:14
高吟す五五四三の十七字
 五五七の詩体は、押韻によって下七を四三に分ければ五五四三の詩体となる。 ...続きを見る

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2010/10/05 11:55
五七五に五五七が勝る韻律
 短歌五七五七七から七七を削れば俳句の五七五になるが、『金字経』三十一字から下十四字を削れば、五五七。  そこで、もし三十一字の短詩から十七字が詩体が中国で生まれたとすれば、日本の俳句にならった漢俳のように 五七五とはならず、五五七となっただろう。  五七五では対句が使えないが、五五七は上五中五を対句にできる。 ...続きを見る

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2010/10/05 11:05
月に問はん字余りを説きし輩のその陰謀
 実は昨日、往復100kmを走破して国際俳句誌『吟遊』『世界俳句協会』でご一緒させていただいている秋尾敏さんのお宅「鳴弦文庫」にお邪魔し、用事をすませた後、正岡子規の『俳句分類』を拝見した。江戸俳諧の12万句を正岡子規が転記し、分類したもの。  甲号、乙号、丙号、丁号の4種に区分され、甲号は季語による分類で分量が多い。   乙号は季語以外の言葉、句のテーマといえる語句による分類。  丙号は形式的分類、丁号は、よく見なかった。 ...続きを見る

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2010/09/20 20:53
覚えがき2010/918(ニーマルイチゼロ/キュウイッパ)
 俳句を五七五に作るのはよくない、とはだれもいえないだろう。  しかし、五七五でなければならない、五七五であることが望ましい、と言い出したその瞬間から、もう負けてしまうのだ。  何に負けるか――世界に負ける。 ...続きを見る

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2010/09/18 23:05
定型やそれのみを知る守宮の巣
 12日日曜日の『NHK俳句』は結局、俳句をどう読んでいるかという香山リカの「読み」の雄弁に対し、三村純也は、守るべきものとしての季題と五七五、つまりは「定型」を守るべきと述べるに留まった、ということだった。  「定型」は、日本の特殊な状況として、進展を求める工具として機能するものではなく、旧習を守る枠組みとなっている。そして、なぜ守るかといえば、定型は他にもあり、定型が定型を生むことを知らないからだ。 ...続きを見る

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2010/09/14 22:30
若さとはこんな淋しい春なのか 住宅顕信
 今朝は少々寝坊。リビングでは妻が『NHK俳句』を視聴していた。妻は俳句はどんなものかと思っているだけで、自分で作る気はない。  番組はほとんど終わるところで、ゲストの香山リカが、上掲の句をあげ、住宅顕信の紹介と、 ...続きを見る

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2010/09/12 12:02
琴を弾き口にまかせて秋吟す
 わが国の定型詩歌で律とされている字数は五と七。  一方、漢語の詩歌(詩詞)では、当たり前に用いられる字数として三四五六七があり、いささか特殊なケースとして一二、八九がある。  そこで、三句の短詩を考えるなら、五七調、七五調では、可能態として ...続きを見る

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2010/09/09 21:54
靈犀が太白追いゆく胡姫のもと
 きのうはちょっと一息入れたが、 ...続きを見る

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2010/09/06 09:14
瘋漢が酔う秋空に風と水
 さっき私は、 ...続きを見る

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2010/09/05 15:24
真名七字を仮名で水増し十七字
 真名十二字=仮名三十一字、真名七字=仮名十七字。31÷12=2.6、17÷7=2.4  仮名による情報伝達は真名のおよそ2.5倍手間がかかる。  俳句でも短歌でも万葉仮名で書いてみれば、それを実感できるのではないか。         七絶・月照蠧魚      2010.09.05 -1998 ...続きを見る

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2010/09/05 14:27
肉牛が天寿を知らずに琴を聴く
 この句は「天寿を知らずに」が中八。  しかし、それでリズムが崩れているということもない。 「天寿を知らずに」の「天」は一母音、それを二音に読めば八となるが、母音だけ数えれば七だからか。  格助詞「を」を削って「天寿知らずに」とするのは舌足らずだと思うが、無理矢理五七五にしなければならない人の作句に「てにをは」抜きが多いように思う。 ...続きを見る

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2010/09/05 13:17
月照れば美酒を題とし声を飛ばす
 上七中三下X、上七中四下Xの次は、上七中五下X(2<X<8)。◎は、まあまあの作。 ...続きを見る

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2010/09/04 21:48
晩蝉の騒ぐを聴けり月一鉤
 上七中三下Xの次は、上七中四下X(2<X<8)。◎は、まあまあの作。 ...続きを見る

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2010/09/04 19:53
蝸舎めぐる蛩雨を聽いて蠧魚となる
 上六中X下Yの次は、上七中X下Y。まずは上七中三下Y(2<Y<8)。◎は、まあまあの作。 ...続きを見る

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2010/09/04 19:34
泥牛が海に入りて秋に帰らず その二
 上六中三下X〜上六中六下Xの次は、上六中七下X(2<X<8)。◎は、まあまあの作。 ...続きを見る

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2010/09/04 13:08
泥牛が海に入りて秋に帰らず
 上六中三下X〜上六中五下Xの次は、上六中六下X(2<X<8)。◎は、まあまあの作。 ...続きを見る

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2010/09/04 11:41
泥牛は唄音聴かずも悶えなし
 上六中三下X、上六中四下Xの次は、上六中五下X(2<X<8)。◎は、まあまあの作。 ...続きを見る

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2010/09/03 22:26
肉牛が翼を張れば夢想です
 上六中三下Xの次は、上六中四下X(2<X<8)。◎は、まあまあの作。 ...続きを見る

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2010/09/03 20:28
肉牛が山羊と結びし党がある
 上五中X下Yの次は、上六中X下Y。まずは上六中三下Y(2<Y<8) ...続きを見る

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2010/09/03 20:16
肉牛の鳴くにも似たる秋の吟 その二
 上五中三下X〜上五中六下Xの次は、上五中七下X(2<X<8)。◎は、まあまあの作。 ...続きを見る

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2010/09/03 18:01
肉牛の鳴くにも似たる秋の吟
 「青天」は夜空。  上五中三下X〜上五中五下Xの次は、上五中六下X(2<X<8)。◎は、まあまあの作。 ...続きを見る

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2010/09/03 16:45
青天を仰げば人の目に涙
 「青天」は夜空。  上五中三下X、上五中四下Xの次は、上五中五下X(2<Y<8)。◎は、まあまあの作。 ...続きを見る

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2010/09/03 14:35
山の鬼と秋光愛でて醉う悲秋
 上五中三下Xの次は、上五中四下X(2<X<8)。◎は、まあまあの作。 ...続きを見る

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2010/09/03 14:33
山人の夢にうぐいす谷を出づ
 上四中X下Yの次は、上五中X下Y。まずは上五中三下Y(2<Y<8)。◎は、まあまあの作。 ...続きを見る

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2010/09/02 23:03
月は鈎 斟む酒に知る閑愁
 上四中七下X〜上四中四下Xの次は、上四中三下X(2<X<8)。◎は、まあまあの作。 ...続きを見る

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2010/09/02 21:31
月が照り緑酒が白頭洗う秋
 上四中七下X〜上四中五下Xの次は、上四中四下X(2<X<8)。◎は、まあまあの作。 ...続きを見る

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2010/09/02 18:23
蛩雨聴き酒がはいれば秋が題
 上四中七下X、上四中六下Xの次は、ひとつ戻って上四中五下X(2<X<8)。◎は、まあまあの作。 ...続きを見る

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2010/09/02 11:07
辺秋や風にまかせて官遊万里
 上四中七下Xの次は、ひとつ戻って上四中六下X(2<X<8)。◎は、まあまあの作。 ...続きを見る

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2010/09/02 10:20
余生です釣りを好んで知る辺秋
 上三中X下Yの次は、上四中X下Y。まず上四中三下Y(2<Y<8)からのはずだったが、勘違い。上四中七下Y(2<Y<8)を先に作ってしまった。◎は、まあまあの作。 ...続きを見る

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2010/09/02 09:46
肉牛は天命知らず秋を踏む
 上三中三下X〜上三中六下Xの次は上三中七下X(2<X<8)。◎は、まあまあの作。 ...続きを見る

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2010/09/02 08:38
秋なれば琴聴く牛も老いにけり
 上三中三下X〜上三中五下Xの次は上三中六下X(2<X<8)。◎は、まあまあの作。 ...続きを見る

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2010/09/01 23:24
老牛が天寿を知って琴を聴く
 上三中三下X、上三中四下Xの次は上三中五下X(2<X<8)。◎は、まあまあの作。 ...続きを見る

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2010/09/01 22:49
一杯の酒に吟あり出まかせの
 上三中三下Xの次は上三中四下X(2<X<8)。◎は、まあまあの作。 ...続きを見る

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2010/09/01 21:53
両人に一杯の酒で愁いあり
 上二中X下Yの次は、上三中X下Y。まず上三中三下Y(2<Y<8)。◎は、まあまあの作。 ...続きを見る

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2010/09/01 21:26
金秋に銀月照らす頭かな
 上二中二下X〜上二中六下Xの次は、上二中七下X(2<X<8)。◎は、まあまあの作。 ...続きを見る

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2010/09/01 20:34
杯の中に紅友ありて消す愁い
 上二中二下X〜上二中五下Xの次は、上二中六下X(2<X<8)。◎は、まあまあの作。 ...続きを見る

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2010/09/01 16:33
交わらん緑酒があれば紅友と
 上二中二下X、上二中三下X、上二中四下X(2<X<8)の次は上二中五下X(2<X<8)。◎は、まあまあの作。 ...続きを見る

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2010/08/31 21:48
領字二個を入れ子に月夜に巫女が飛ぶ
 上二中四下X(2<X<8)の詩型を探索中に、漢語の短詩としてとてもよい詩型をひとつ、思いついた。 ...続きを見る

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2010/08/31 21:09
閑愁や花間に酒なく月下に秋
 上二中二下X、上二中三下Xの次は、上二中四下X(2<X<8)。◎は、まあまあの作。 ...続きを見る

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2010/08/31 20:25
秋である才がないので鬼になる
「日常生活のあれこれ、平凡なこと、ささいなことが、案外おもしろく、親しみが持てて、だからブログはいい」というさる人から、漢語ずらりの拙ブログは頭が痛くなるので敬遠され、損をしているのでは、というお言葉をいただいた。  ご本人の了解を得ていないので、お名前は秘すが、その人、日常生活のあれこれ、平凡なこと、ささいなことをめぐる文章に長け、俳句が素晴らしい。日常生活のささいなことを詠む俳句はおおむね私にはつまらないが、その人の句は別格。いつも感服している。 ...続きを見る

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2010/08/31 11:30
叟(おきな)には酒なく愁ふる秋がある
 上二中二下Xの次は、上二中三下X(2<X<8)。◎は、まあまあの作。 ...続きを見る

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2010/08/30 23:15
白頭は赤手 緑酒なき金秋
 上一中X下Y三句の漢語短詩をひととおり作ったので、次は上二中X下Y三句の漢語短詩を作る。  ただ、短詩とはいえ、あまり俳句から離れたくはない。  そこで、一句一字、八字、九字の句作りはせず、1<X<8、1<Y<8とする。(一句一字一音では和文に読み下して五音に満たず、漢語七字は往々それだけで和文十七音を超えるので、八字、九字の句は、たとえそれが韻律にかなうものであっても、ここでは作らない。) ...続きを見る

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2010/08/30 22:25
五七五を宝石箱とみれば漢語短詩に90個のそれ
 漢詩の句が何音で作られているかについて日本では一般には、五音と七音ぐらいしか知られていない。五言絶句と五言律詩、七言絶句と七言律詩。六言絶句というのもあるが、 その作者として知られているのは王維ぐらいだから、一般的ではない。  しかし、漢詩には、厳密には詩と区別されて詞曲と呼ばれている定型詩群があり、その詩型数は数千。  そして、そこでは、一音から九音までの句作りが行われている。  詩は各句が五音なり七音なりと、定数であるが、詞曲はその一音から九音までの句を、長短織り交ぜて作る。  ... ...続きを見る

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2010/08/30 14:24
閑である 盞(さん)を傾け一週間 その九
 上一中二下X〜上一中八下Xの最後は、上一中九下X。  ここでは短詩一首の総字数を日本の定型俳句を意識し17字としており、上一中九は計10字であるので、第3句は七字が上限となる。 ...続きを見る

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2010/08/30 11:15
閑である 盞(さん)を傾け一週間 その八
 上一中二下X、上一中三下X、上一中四下X、上一中五下X、上一中六下X、上一中七下Xの次は、上一中八下X。  ここでは短詩一首の総字数を17字としており、上一中八は計9字であるので、第3句は8字が上限となる。 ...続きを見る

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2010/08/29 20:41
閑である 盞(さん)を傾け一週間 その七
 上一中二下X、上一中三下X、上一中四下X、上一中五下X、上一中六下Xの次は、上一中七下X。 ...続きを見る

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2010/08/29 19:56
閑である 盞(さん)を傾け一週間 その六
 上一中二下X、上一中三下X、上一中四下X、上一中五下Xの次は、上一中六下X。 ...続きを見る

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2010/08/29 17:36
閑である 盞(さん)を傾け一週間 その五
 上一中二下X、上一中三下X、上一中四下Xの次は、上一中五下X。  日本の定型派の俳人はおそらく、自分の心のよしなしごとをてがかりに句を詠むのだと思うが、  漢詩人たる私は、言葉の赴くところに耳を傾け、私の心の貧しさは、どこかへ打ち棄てておく。 ...続きを見る

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2010/08/29 15:20
閑である 盞(さん)を傾け一週間 その四
閑である 盞(さん)を傾け一週間 その四    上一中二下X、上一中三下Xの次は、上一中四下X。  日本の定型派の俳人は五七五の句型しか持てないが、漢語短詩には上一中四型だけでも七個の定型詩体が可能である。 ...続きを見る

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2010/08/29 14:46
暑い ああ定めて天は怒っている
 日本の定型俳句の句型は上五中七下五の一体のみであるが、その五七五の三句にならって一首を三句とする漢語短詩は、詩詞の韻律に依拠することにより、その全体の字数を俳句を意識して十七字以下とする場合でも、少なくとも三百体以上の句型を定型として持ちうることがわかった。 ...続きを見る

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2010/08/29 14:08
韻律は古来畢竟自由律
 定型俳句が金科玉条としている「五七五の韻律」という言葉は、俳句の術語としてどの程度世間に通用するのだろうか。  定型俳句=五七五だとして、それを「韻律」と呼んで、どれだけ世間に通用するのか、不安があって、 「五七五の韻律」をキーにGoogleで検索してみたら、約5000のヒットがあった。  だから、五七五は「韻律」であると説く人は、決して少なくない。 ...続きを見る

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2010/08/28 22:14
金太郎飴で管見すれば金太郎
 五七五の字数律があるということと俳句を韵文たらしめるということは、必要にして十分な関係にはないのだが、俳句の世界では、作者と読者が必要にして十分な関係にあると思える。そういう印象がある。  俳句の読者は、その多くが自らの俳句の作者である、ということがあって、他人の句を一読者として読む場合にも、自分も俳句を作るということを引きづりながら読んでいる。  そこで、日本語を俳句作りの工具とし、五七五を俳句作りのもうひとつの工具とし、季語を工具として句を作ることに専念している者には、俳句が日本語で作... ...続きを見る

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2010/08/21 21:59
墓場まで君には一年わたしには愛
 俳句は韵文である。しかし、五七五に作るから韵文になるのではない。  五七五に作っても韵文とはいえない作はごまんとあり、五七五に作らずとも韵文である俳句も、ごまんとある。  五七五の字数律はそこで、俳句を韵文たらしめる韻律であるということと、必要にして十分な関係にはない。    それでは俳句を韵文たらしめる韻律とは何であるのか。何が芭蕉の発句を韵文たらしめているのか。  「わびさび」だ。おおまかな言うが、ワビサビ。  芭蕉の発句は、芭蕉が発見し、あるいは発明した俳句すなわち、ワビサビ... ...続きを見る

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2010/08/20 21:05
蝉蛻や会社の人が勇退す
 読み下せば五七五となる、というだけの俳句として、七言俳句の句譜を昨日明示したが、その八個は、詩の七言の句読法上四下三および上二下五を下敷きにした句譜です。  詞や曲の七言句では、上一下六、上三下四という句読法もあり、これを踏まえれば七言俳句の句譜は、もっと増やせます。  また、読み下せば五七五となる、というだけのことを目的とするのであれば、六言俳句とか八言俳句とかもあるのであって、六言の二二二、上三下三、上一下五とか、八言の上四下四、上五下三、上一下七とかの句読を踏まえ、韻律に即した句譜を... ...続きを見る

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2010/08/18 11:39
七言の俳句に句譜を添えにけり
 ここでは、私の今日の記事「句が飛べば蝉の抜け殻五七五」 ...続きを見る

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2010/08/17 20:52
句が飛べば蝉の抜け殻五七五
 きょうは、七言俳句は五七五俳句を作るための工具である、ということを述べます。 ...続きを見る

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2010/08/17 09:11
ルーマニアの俳句には子規以降のそれよりも古い伝統がある
 8月6日から8日まで、2010年の欧州文化首都であるハンガリーのペーチ(Pecs)で開催された「世界俳句フェスティバル・ペーチ2010」の様子は、次のブログで窺い知ることができる。 ...続きを見る

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2010/08/16 16:25
日本人の俳句観は世界のなかで孤立している
 外国人が自国語で作る俳句について日本人に語ると、必ずといってよいほどにまず@五七五に作るのか、次にA季語を使うのか、と聞かれる。つまりは、形がまず問われ、どのような境地を詠むのかなどの内容に関わる質問を受けることがない。  この二つ問いの裏には、俳句の形式には世界に通用する普遍性がない、という日本人の直感が潜んでいる。五七五に作るということは日本語ならではのことで、世界に通用しない、と思い、季語を使う、ということも日本人の文化と密接に絡んでいることで、世界には通用しない、そう思っているのだ。... ...続きを見る

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2010/08/14 23:37
破調だなどと漢語知らずが漢語する
 誤った短歌教育、俳句教育のおかげで、歌人や俳人はその多くが、五七調あるいは七五調こそが正調であり、これを崩すものを破調と呼ぶようになってしまった。そして、その破調を分類し、字余りや句またがりなどの術語を生みだしている。  破調という言葉は、五七調あるいは七五調を正調としているように思えるが、五七調あるいは七五調に成り切れていない歌や句を、歌や句として認めようとするものにも思える。そこで、破調という言葉は、日本の定型詩歌の決めごとの柔軟性を示すもののようでもあり、その限りでは結構なことだ。 ... ...続きを見る

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2010/08/10 21:05
オーボー真悟先生 コメントありがとうございます。
 以下、昨日の記事にいただいたコメントへのご返事です。 ...続きを見る

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2010/07/31 22:40
英語俳句に対して違和感を感じている人はいませんか
 自閑さんから教えられて標題の下記ページを読んだ。 ...続きを見る

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2010/07/18 19:48
朝霧や糞ころがしに休みなし
 きょうは休日出勤。  その埋め合わせの先取りではないのだが、実はおととい、休みをとって東大文学部で乾昌幸(夏石番矢)教授の「世界の俳句」の最後の講義を聴講した。 ...続きを見る

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2010/07/17 23:03
日本の俳句が客家の新しい詩の運動を生んでいる
 経済のグローバリゼーションは世界の一体化を進め、世界共通語としての英語を世界に巻き散らしているが、俳句のグルーバリゼーションは、人類の言語と詩情の多様性を、世に知らしめる方向へと動いている。  もちろん世界に知らしめるための方便としては、母語で作った俳句を、世界共通語としての英語に翻訳する、ということが必要ではあるのだが・・・  全世界に一億二千万人の客家と呼ばれる人々に、どう母語を守っていくかという問題があり、その解決に「俳句」が一役買おうとしている、ということを知った。 ...続きを見る

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2010/07/11 21:55
我死ぬる我のすべては我ならず オーボー真悟
 けさ読んだオーボー真悟さんのこの句は、わたしの胸につきささる。  自分は死ぬのだから自分のすべては自分自身ではないのだ、という哲理は、深く新鮮です。 ...続きを見る

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2010/07/09 10:25
俳句は何であるかではなく、俳句に何ができるかを問うということ
 虚子は渡欧(昭和11年)の際にフランスの俳人と会い、フランスの俳句が季題を用いないことに触れ、俳句には季題が必要である旨のことを説いている。  しかし、季題を必須とする論はフランスの俳人らの到底受け入れるものではなかった。 ...続きを見る

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2010/06/20 09:43
(日本語にどっぷりだと)漢文が難しいわけ
 俳人には言葉について感傷的な人少なからずで,言葉を五七五の定型に押し込めようと悪戦苦闘することを,日本語の美を磨き上げることであるかのように語る人もいるが,そういう感慨を抱くことができるのも,時として無意味に厳密で不毛である日本語にどっぷりと浸かっているからだ。  漢語は,そういう人らの日本語に比べずっとざっくりとしていて,漢語を読む者が大体を理解できていればそれでよい,というところがある。たとえば ...続きを見る

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2009/10/28 22:22
沖縄や蛇垂れてます焦げてます(八木忠栄)
 二十世紀は広島長崎とともに沖縄の名を忘れることはできないだろう。  そこで,八木忠栄氏の掲句は,戦後を代表する名句として,後世に残る。 ...続きを見る

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2009/10/25 22:40

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