七律・春賞櫻花 其十一 中華新韻十一庚

七律・春賞櫻花 其十一 中華新韻十一庚 2019.03.27 -52896
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  雨霽碧湖如鏡明,白頭鶴歩入山櫻。雪花飄落鱗漣似,銀漢靜流春晝横。
  茅店姑娘勸村酒,醉郷樗叟扮詩翁。賞玩夕景裁絶句,笑聳吟肩爲老鶯。

 雨霽(は)れて碧湖 鏡の明るきが如く,
 白頭 鶴歩して山櫻に入る。
 雪花 鱗漣に飄落して似たり,
 銀漢の靜かに流れて春晝に横たはるに。
 茅店の姑娘 村酒を勸め,
 醉郷の樗叟 詩翁に扮す。
 夕景を賞玩して絶句を裁き,
 笑みて吟肩を聳やかし老鶯と爲る。

 七言律詩仄起式詩譜:
  ▲●△○▲●平,△○▲●●○平。△○▲●△○●,▲●△○▲●平。
  ▲●△○○●●,△○▲●●○平。△○▲●△○●,▲●△○▲●平。
   ○:平声。△:平声が望ましいが仄声でもよい。
   ●:仄声。▲:仄声が望ましいが平声でもよい。
   平:平声の押韻(拙作は中華新韻十唐)
   なお、四字目の孤平(●○●)は不可。挟み平(▲●○○●○●)は可。
   また、第一句は△○▲●△○●でもよい。
    ○:平声。●:仄声。平:中華新韻五微平声の押韻
画像
 鮟鱇喜海暝,大抵昏昏睡。點火口前燈,奇魚鱗聚戲。 画:足柄金太郎

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