七律・平成暮年賞櫻花

      七律・平成暮年賞櫻花    2019.04.02 -52926
.
  昭和已遠令和近,人壽猶延龜壽長。感謝天恩立湖畔,賞玩櫻雪舞春光。
  花浮鱗浪如星漢,酒涌旗亭洗肚腸。醉念明年是能否,重尋此地啜霞觴。

 昭和は已に遠く令和は近く,
 人壽猶ほ延びて龜壽長し。
 天恩に感謝しつつ湖畔に立ち,
 賞玩す 櫻雪の春光に舞ふを。
 花は鱗浪に浮いて星漢の如く,
 酒は旗亭に涌いて肚腸を洗ふ。
 醉って念ふ 明年 是れ能ふや否や,
 重ねて此地を尋ね霞觴を啜るを。

 七言律詩平起式詩譜:
  △○▲●●○平,▲●△○▲●平。▲●△○○●●,△○▲●●○平。
  △○▲●△○●,▲●△○▲●平。▲●△○○●●,△○▲●●○平。
   ○:平声。△:平声が望ましいが仄声でもよい。
   ●:仄声。▲:仄声が望ましいが平声でもよい。
   平:平声の押韻(拙作は中華新韻十唐)
   なお、四字目の孤平(●○●)は不可。挟み平(▲●○○●○●)は可。
   また、第一句は△○▲●△○●でもよい。
画像
 鮟鱇喜海暝,大抵昏昏睡。點火口前燈,奇魚鱗聚戲。 画:足柄金太郎

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック