春從天上來・飛來蓬島入櫻雲

      春從天上來・飛來蓬島入櫻雲 2019.04.20 -53027
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  眼底詩箋,是曠渺空白,恰似氷原。構想拂曉,日照寒天,顯現景色新鮮。見一條針路,促手翰、鼓翼迎前。受春風,喜行空萬里,追尾飛仙。
  遊魂到來蓬島,入靉靆櫻雲,盛涌湖邊。香雪繽紛,如蝶飄舞,畢竟輕泛鱗漣。對花容青眼,傾金盞、醉借朱顏。止卮言,試斷賞摘句,高聳吟肩。

 眼底の詩箋,
 是れ曠渺たる空白にして,
 恰も氷原に似る。
 構想 曉を拂ひ,
 日は寒天を照らし,
 顯現せる景色 新鮮なり。
 一條の針路見え,
 手翰(ふで)を促し、翼を鼓して迎前へ迎はしむ。
 春風を受け,
 喜びて空を行くこと萬里,
 飛仙を追尾す。

 遊魂 蓬島に到來し,
 入れり 靉靆たる櫻雲の,
 盛んに湖邊に涌くに。
 香雪繽紛として,
 蝶の飄舞する如きも,
 畢竟 鱗漣に輕く泛ぶ。
 花容の青眼に對し,
 金盞を傾け、醉って朱顏を借る。
 卮言を止め,
 試みに斷賞摘句,
 高く吟肩を聳やかす。

 春從天上來 詞譜・雙調104字,前段十一句六平韻,後段十一句五平韻 呉激
  ▲●○平,●●●○○(一四),▲●○平。▲●○●,△●○平。△●●●○平。●○○○●(一四),●▲●、●●○平。●○○,●○○●●(一四),△●○平。
  ○○●○▲●,●●●○○(一四),▲●○平。▲●○○,△○○●,△●▲●○平。●○○○●(一四),○△●、▲●○平。●○平,●●○○●(一四),○●○平。
   ○:平声。△:平声が望ましいが仄声でもよい。
   ●:仄声。▲:仄声が望ましいが平声でもよい。
   平:平声の押韻(拙作は中華新韻八寒)。
  (一四):前の五字句は,上二下三ではなく,上一下四に作る。
画像
 鮟鱇喜海暝,大抵昏昏睡。點火口前燈,奇魚鱗聚戲。 画:足柄金太郎

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