一七令・天

      一七令・天         2019.04.08 -52960

天,有意,無言,令骸骨,走人間。青春揚志,金秋打鼾。鳳雛迷吏道,麟子戀家山。朱夏力耕炎野,玄冬醉扮詩仙。追悔生涯少功譽,空揮禿筆走雲箋。

 天,
 意あるも,
 言なく,
 骸骨をして,
 走人間を走らしむ。
 青春 志を揚げ,
 金秋 鼾をかく。
 鳳雛 吏道に迷ひ,
 麟子 家山に戀す。
 朱夏 炎野に力耕し,
 玄冬 詩仙に醉って扮す。
 生涯に功譽少なきを追悔し,
 禿筆の走雲箋に走るを空しく揮ふ。

 「一七令」は次のように書くことができ
 「宝塔体」とも呼ばれている。

      天,
     有意,無言,
    令骸骨,走人間。
   青春揚志,金秋打鼾。
  鳳雛迷吏道,麟子戀家山。
 朱夏力耕炎野,玄冬醉扮詩仙。
追悔生涯少功譽,空揮禿筆走雲箋。

 一七令 詞譜・單調55字,十三句,七平韻 白居易
  平。▲●,○平。○▲●,●○平。○▲△●,▲△▲平。▲○○●●,△●●○平。△●●○▲●,▲○△●○平。▲△△▲▲△●,▲▲△△●▲平。
   ○:平声。●:仄声。
   △:平声が望ましいが仄声でもよい。▲:仄声が望ましいが平声でもよい。
   平:平声の押韻。(拙作は中華新韻八寒平声の押韻)

画像
 鮟鱇喜海暝,大抵昏昏睡。點火口前燈,奇魚鱗聚戲。 画:足柄金太郎

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