如夢令・筆路見霞花

 天女散花:大雪紛れ飛ぶ様子を形容。
 流水桃花:春の美景を形容。男女の愛情を比喩。
 鏡裡觀花:鏡のなかに花を看る。看ることはできても触れることはできないことを指す。
 歩歩蓮花:女性の歩みが輕盈であることを形容。次第に佳境に入ることを比喩。
.
      如夢令・筆路見霞花     2019.04.11 -52979
.
  櫻林天女散花,江亭流水桃花。騷叟醉光景,寫詩鏡裡觀花。霞花,霞花,筆路歩歩蓮花。

 櫻林に天女 花を散らし,
 江亭に流水桃花あり。
 騷叟 光景に醉ひ,
 詩を寫(か)き鏡裡に花を觀(み)る。
 霞花(仙女),
 霞花(仙女)は,
 筆路に歩み歩む蓮花。

 如夢令 詞譜・單調33字,七句五平韻、一疊韻 呉文英
  ○○○●●平,○○●●○平。○●●○●,●○●●○平。○平,○平疊●●●●○平。
   ○:平声。△:平声が望ましいが仄声でもよい。
   ●:仄声。▲:仄声が望ましいが平声でもよい。
   平:平声の押韻。(拙作は中華新韻一麻花一字の独木橋体の押韻)
画像
 鮟鱇喜海暝,大抵昏昏睡。點火口前燈,奇魚鱗聚戲。 画:足柄金太郎

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック