楚宮春慢・吟聳雙肩送蒼帝

拙作53000首達成。
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      楚宮春慢・吟聳雙肩送蒼帝  2019.04.15 -53000
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  風柔日暖,照晴景櫻雲,盛涌湖畔。老叟賞玩,香雪星星繚亂。恰似蝴蝶鼓翅,舞碧宇、飄零飛散。鏡水鱗鱗,浮落花、疑是銀河,永晝耿耿輝煥。
  逍遙路到,茅店賣、白酒充盈金盞。靈液有功,滌洗詩腸康健。美醉醺然覓句,走筆寫、煌煌字眼。笑聳吟肩、送蒼帝,飛逝紅霞,唱和黄鶯清囀。

 風柔らかく日暖かく,
 照らせる晴景の櫻雲,
 湖畔に盛んに涌く。
 老叟賞玩す,
 香雪 星星と繚亂す。
 恰も蝴蝶の鼓翅を鼓するに似て,
 碧宇に舞ひ、飄零飛散す。
 鏡水鱗鱗として,
 浮かべたる落花、疑ふは是れ銀河の,
 永晝 耿耿として輝煥(かがや)く。

 逍遙して路は到る,
 茅店の賣りたる、白酒金盞に充ち盈つるを。
 靈液 功ありて,
 滌洗す 詩腸の康健たるを。
 美醉し醺然と句を覓(もと)め,
 走筆を走らせて寫(か)く、
 煌煌たる字眼を。
 笑って吟肩を聳やかし、
 蒼帝の,
 紅霞に飛び逝くを送り,
 唱和す 黄鶯の清らかに囀ると。

 楚宮春慢 詞譜・雙調106字,前段十句五仄韻,後段九句四仄韻 僧揮
  ○○●仄,●○●○○(一四),△●○仄。●●●○,○●○○○仄。▲●○○●●,●●●、○○○仄。●●○○,△●▲、▲●○○,●▲▲△○仄。
  ○○●●,○●●、○△○○○仄。○●●○,○●○○○仄。●●○○●●,●●●、○○△仄。●●○○、●△▲,▲●○○,●●○○○仄。
   ○:平声。△:平声が望ましいが仄声でもよい。
   ●:仄声。▲:仄声が望ましいが平声でもよい。
   仄:仄声の押韻(拙作は中華新韻八寒)。
  (一四):前の五字句は,上二下三ではなく,上一下四に作る。

画像
 鮟鱇喜海暝,大抵昏昏睡。點火口前燈,奇魚鱗聚戲。 画:足柄金太郎

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