七絶・不顧兩三聲病不投醫

      七絶・不顧兩三聲病不投醫  2019.04.18 -53013
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  惜春裁賦緑肥時,擱筆遙看落日垂。得意傾杯將洗滌,兩三聲病不投醫。
  ●○○●●○平,●●○○●●平。●●○○○●●,●○○●●○平
           ○:平声。●:仄声。平:平水韻上平四支の押韻

  春を惜しんで賦を裁く 緑肥ゆるの時,
  筆を擱き遙かに看る落日の垂るるを。
  意を得て杯を傾け將に洗滌せんとす,
  兩三の聲病の醫に投ぜざるを。

 この詩は旧韻の詩としては通用しても
 新韻の詩としては通用しない。

1 押韻を新韻でみれば
  時:中華新韻十三支
  垂:中華新韻五微
  醫:中華新韻十二斉

2 平仄を新韻でみれば
  転句の末字「滌」 新韻では平声になり、絶句の格律にあわない。

  惜春裁賦緑肥時,擱筆遙看落日垂。得意傾杯將洗滌,兩三聲病不投醫。
  ○○○●●○平,●●○●●●平。○●○○○●○,●○○●●○平
画像

 鮟鱇喜海暝,大抵昏昏睡。點火口前燈,奇魚鱗聚戲。 画:足柄金太郎


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