テーマ:考察

詩に志を言う ではなく 詩が志を言うということ

筆を執る前の私にこれを詩に詠みたいというものがあるわけではなく ただ言葉がある。その断片がある。 その断片は何を言いたいのか それを聞き取るのが私。 そして、それを聞き取るメディアとして 詩譜があり、詞譜、曲譜がある。 その言葉の断片から何を聞き取るのか。 メディアを間違えるとうまく聞き取れない。 言葉の断片とメディア…
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良い詩を書く必要について

詩を詠む以上は良い詩を詠みたいと思うのは 私だけではないだろう。 しかし 何のために良い詩を詠もうとするのか。 誰のために良い詩を詠もうとするのか。 何のために私が良い詩を詠まなければならないのか。 誰のために他ならぬこの私が 良い詩を詠まなければならないのか。 かりに世間が良い詩を求めているとして その要求に応え…
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今年上半期の私の作詩数1047首

今年上半期の私の作詩数1047首。 詩はもとより数ではないが 私の代表作は、作詩数。 韻律すなわち押韻と平仄の規律は 詩的生産性が高い。 日本人の詩は 仮名交じり文で詠むか 漢字だけで詠むか そのどちらかだとして 韻律に随う漢語の詩詞の方が 詩的生産性には長けているだろう。 日本語では 散文よりも詩の言葉の方…
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反論

「葛飾吟社2018年3月度例会 (2018.3.10) 」について .  唐宋の詩に範を求めているとして  拙作七律『梅林春早來』を律詩でないとした某主宰への反論ため  小生は次のメールを出した。  なお、この記事では  個人名や先方の文面など公表が適切でない個所は削除し、また、書き換えている。  ( )内はその書き換えで…
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葛飾吟社2018年3月度例会 (2018.3.10)

 本日は 葛飾吟社2018年2月度例会。  会員の作品を合評したあと、下載の資料をもとに  先月私が参加した某漢詩研究会について報告した。 .  某漢詩研究会への参加は  その主宰からの呼びかけ、招きによるものだった。  しかし  研究会に作品のみで参加している会員2人の作品の講評と  私以外の参加者2人の作品の講評に終…
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詩病は漢詩人を元気にするが詩病を知らない詩人の作詩は長くは続かない

 漢詩には詩病という考えがある。  厳密には五言詩に関する八病を指すが  平仄と押韻において避けるべき措辞を指す  としてもよいだろう。 .  作詩において避けるべき措辞  現代の日本で多く詠まれている詩  自由詩や現代詩にはそのような考えはない。  現代詩と呼ばれる一群の詩も  今やすっかり古びてしまったようであるか…
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葛飾吟社2017年12月度例会 (2017.12.09)

 本日は2017年12月度例会  会員作品の合評のあと  次の資料で対句の基本を再学習をした。 =================                   葛飾吟社20171209         対句について 1 対句の要件   出句と落句の文法構造が、同じであること。  (1)文法構造…
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俳諧の伝統と有季定型俳句

「俳句はジャンルである 夏石番矢」について . 青猫様 .  コメントありがとうございます。  ご返事、また長くなりますので  すみませんが  下記記事でお答えします。 . >俳句界で起こった革新ですかね?  伝統派は俳句、革新派はHAIKU  違うことを似た名する、  ちょっとややこしいですね、  革新なら、…
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俳句はジャンルである 夏石番矢

「蚕の上簇 十七字詩と俳句と短歌」について . 青猫様 .  上記拙記事につき コメントありがとうございます。  お答え、少々長くなりますので  記事にさせていただきます。 .  私は、俳句という詩型があるのではなく  俳句というジャンルがあるのだと思っています。 .   俳句はジャンルである .  これは夏石…
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七言絶句鶴頭格『起承轉合』 絶句の「起承転結」は誤りで実は「起承転合」

 起: 大阪本町 糸屋の娘  承: 姉は十六 妹が十四  転: 諸国大名は 弓矢で殺す  結: 糸屋の娘は 目で殺す .  これは七言絶句を詠むコツとして頼山陽が弟子に示したとされているもので  ウィキペディアにも記載されているが  絶句の起承転結をとてもわかりやすく説いているように思う。 .  それはともかく、私が所…
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俳諧に先立つ宋代十七字詩 十一首のうち四首

 十七字詩は俳諧・滑稽を旨とする詩で中国宋の時代の張山人に始まるとされているが  そうであれば、俳句の源流である「俳諧の連歌」よりも古い。  十七字詩が盛んになったのは明代  俳諧の連歌が始まった室町時代と符合する。 .  だからといって直ちに  中国での俳諧ブームが日本にも伝えられ  連歌に対するものとして俳諧の連歌が始…
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高橋 渉『漢字自由詩の提案~葛飾吟社討議のために~』

「『梨雲』140号発刊 寄稿者25人のうち11人が中国の詩人」について  昨日の中国詩詞結社(漢詩結社)「葛飾吟社」の例会では  子沖高橋渉さんの小論『漢字自由詩』をめぐって熱い議論があった。  詩とは何かをみんなで考えることになった。  まず『梨雲』140号からの引用。   漢字自由詩の提案 ~葛飾吟社討議のため…
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『梨雲』140号発刊 寄稿者25人のうち11人が中国の詩人

 昨日は中国詩詞結社(漢詩結社)「葛飾吟社」の例会。  今月発行(隔月刊)の機関誌『梨雲』140号の内容の充実が話題となった。  『梨雲』140号は 28ページ、wordの統計で約13000字。  寄稿者は日本人14人。中国人11人。計25人。  作品は全185首。 . 『梨雲』140号のトピック 1 中国の権威ある詩…
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一七令(宝塔詩) 『韻律萬全堪讃美 (韻律万全なれば美を讃ふるに堪ふ)』

 賛美に値するもの  神や仏や人々の偉業。  そして 私にとって美を讃えるに堪えるものは  「韻律」だ。  俳句や短歌では作品を仮名で書いた場合の字数に着目し  それを五七五あるいは五七五七七に作ることを韻律と呼ぶ人もいるが  ここでの韻律 それは  「押韻と平仄に関わる規律」であり  それを短く「韻律」と呼ぶ。   …
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「日本ブログ村」トーナメント2015年12月投稿分集計

「「日本ブログ村」トーナメント2015年11月投稿分集計」について  私の漢詩と散文がどこまで通用するかということで「日本ブログ村」のトーナメントに積極的に参加しているが  12月投稿分は全38トーメントに参加。     優勝         20回   準優勝        4回   準決勝敗退     3回   そ…
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「日本ブログ村」トーナメント2015年11月投稿分集計

「「日本ブログ村」トーナメント2015年10月投稿分集計 」について  私の漢詩と散文がどこまで通用するかということで「日本ブログ村」のトーナメントに積極的に参加しているが  11月投稿分は全48トーメントに参加。     優勝        27回   準優勝      10回   準決勝敗退    4回   その…
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現代詩と千年前の今体詩

 かつての日本では「現代詩」という言葉がとても元気だった。  詩を書く以上は単なる詩ではなく  「現代詩」でなければならない  そう思い込ませる力が「現代詩」という言葉にはあった。    いつの時代にも現代人が作る詩がある。  現代詩もそういう詩ではある。しかし  現代詩には  自身を現代詩と規定することで  その規定…
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十七字詩 『麟子鳳雛成大僞 (麟子鳳雛 大偽を成す)』

 人はろくなことを為さない。  そこで  人+為=偽。    漢字を創造した倉頡がこの「偽」を考案したのかどうかわからないが  「偽」という字を考案した古人は相当な知恵者。  この字がなかったら  というか  人偏でなかったとしたら かの老子の     大道廢有仁義智惠出有大僞  (大道廃れて仁義あり智惠出でて大僞…
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七言絶句 『獨忍前襟寒意透 (ひとり忍ぶ前の襟に寒意の透るのを)』

 詩を詠もうと思うとき  私の心はいつも真っ新だ。  これを詩に詠もう という思いなどはない。  あるのは 詩を詠もう という意志だけ。    詩を詠もうと思うとき  まず何をするか。  私は言葉の林を散策する。  そこに落ちている小石を拾う。  あるいは葉っぱを拾う。  そしてしばらくはそれをながめる。    …
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「日本ブログ村」トーナメント2015年10月投稿分集計

「 「日本ブログ村」トーナメント2015年9月投稿分集計 」について  私の漢詩と散文がどこまで通用するかということで「日本ブログ村」のトーナメントに積極的に参加しているが  10月投稿分は全42トーメントに参加。     優勝        21回   準優勝       3回   準決勝敗退    9回   その他…
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「日本ブログ村」トーナメント2015年9月投稿分集計

「「「日本ブログ村」トーナメント2015年8月投稿分集計」について    私の漢詩と散文がどこまで通用するかということで「日本ブログ村」のトーナメントに積極的に参加しているが  9月投稿分は全25トーメントに参加。     優勝        11回   準優勝       1回   準決勝敗退    7回   その他 …
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浪と涛はどちらが大波か 葛飾吟社9月例会 其一

 きのうは12日は、葛飾吟社の9月例会。  久しぶりに陳興さんが参加。  妙齢の中国の詞人を連れて来るはずだったが、用事が出来て来られない、とのこと。  また、女性会員4人全員が欠席。  つまり、男ばかりのさびしい会合になったのだが、  陳興さんの参加でいつになくもりあがった。  長谷川破笑さんのとてもいい発想の絶句が発…
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とても気にかかる聴視者がいた 其二(第8回世界俳句協会大会で 其十一)

「とても気にかかる聴視者がいた(第8回世界俳句協会大会で 其十) 」に続き    ベトナムから日本の俳句を学びにきたニューさんが  来日1か月も立たないうちに  わざわざ京都から東京まで来られ  第8回世界俳句協会大会に参加されたことは  私にとっては  とてもうれしい、  と喜んでばかりいるのでは済まない出来事だ。 …
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とても気にかかる聴視者がいた(第8回世界俳句協会大会で 其十)

 第8回世界俳句協会大会、来ていただいたみなさんにはどうだったのか。  それが気にかかる人たちに  昨日メールでアンケートしてみた。  Q1 何がおもしろかったか。(どこがよかったか)  Q2 何があれば、もっとよかったか。(何が足りなかったか)  Q3 今後に期待すること。  そのおひとりから、 石倉様、 …
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「「日本ブログ村」トーナメント2015年8月投稿分集計

「「日本ブログ村」トーナメント2015年7月投稿分集計」について    私の漢詩と散文がどこまで通用するかということで「日本ブログ村」のトーナメントに積極的に参加しているが  8月投稿分は全14トーメントに参加。  いつになく忙しく、トーメント、あまり参加しなかったが、成績は出来過ぎ。     優勝         8回 …
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五絶・草莽崛起

 きょうは葛飾吟社の例会。その帰宅途上、渋谷で  やたらに漢字のスローガンが並んでいる街頭演説を煙草を吸いながら拝聴した。    やたらに漢字が並ぶスローガンは  断乎阻止 中国侵略 あるいは  中国侵略 断乎阻止 そして  草莽崛起。  つまりは、中国は 日本人はひとりも住んでもいない  尖閣列島を侵略してくるかも…
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「日本ブログ村」トーナメント2015年7月投稿分集計

「「日本ブログ村」トーナメント2015年6月投稿分集計」について  私の漢詩と散文がどこまで通用するかということで「日本ブログ村」のトーナメントに積極的に参加している。  7月投稿分は全36トーメントに参加。   優勝        16回   準優勝       4回   準決勝敗退    5回   その他    …
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四音ですでに足ります五七五 其の五十一「海中撈月」俳句と七言絶句

 「四音ですでに足ります五七五」シリーズ  目的は四字成語を五七五に読み下すことで    ① 定型俳句の五七五は、音数に無駄があり、世界最短の詩とはいえない  ② 五七五に詠むだけでは俳句とはいえず詩とはいえない    ことを示すためだったのだが、季語の有無を軽んじてしまった。  そこで    ③ 季語を入れて五七五に…
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「日本ブログ村」トーナメント2015年6月投稿分集計

「「日本ブログ村」トーナメント2015年5月投稿分集計」の続き  私の漢詩と散文がどこまで通用するかということで「日本ブログ村」のトーナメントに積極的に参加している。  6月投稿分は全37トーメントに参加。   優勝        19回   準優勝       4回   準決勝敗退    7回   その他    …
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十六字令 『詩人忽過千年戀繆斯(詩人たちまち過ごす千年ミューズを恋し)』

 詩は詩情そのものではない。  だから詩の言葉は、日常の言葉と同じではない。  そのことが発見されて  前世紀  西欧諸語の詩では  イマジストやシュールレアリストが  大きな成果をあげた。    その大きな成果のひとつに  イマジストやシュールレアリストの成果に触発され  それに共鳴しようとする詩が  欧米諸国か…
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