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zoom RSS そうだ櫻を詠もう 其四十五之十九 寄調酒泉子

<<   作成日時 : 2016/04/30 10:11   >>

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 『欽定詞譜』所載の「酒泉子」は40字から45字まで全22詞体。
 どの詞体もまるで酔って詠むかのように
 押韻が錯綜し、句と章(韻字により切れる)のバランスが悪い。
 どこまでを一章とするかがすっきりせず
 シラフで詠もうとすると、なかなかうまくいかない。
.
     酒泉子・醉賞櫻雲扮詩仙   2016.04.30 -46319
.
 悦耳鶯啼,滿目櫻雲流靉靉,乘風香雪舞湖邊。泛鱗漣。
 高吟賞景扮詩仙。茅店翠娥鼻哂勸,碧醪芳馥涌黄泉,洗蒼顔。

  耳を悦ばせて鶯啼き,
  目を満たして櫻雲流れて靉靉,
  風に乘る香雪 湖邊に舞ふ。
  鱗漣に泛かぶ。

  高吟して景を賞(め)で詩仙に扮す。
  茅店の翠娥 鼻で哂って勸む,
  碧醪の芳馥として黄泉に涌き,
  蒼顔を洗ふを。

 酒泉子・雙調45字,前段四句兩平韻,後段四句三平韻 毛文錫
  ▲●△○,▲●△○○●●,▲○△●●○平,●○平。
  ▲○△●●○平。△●▲○○●●,▲○△●●○平,●○平。
   ○:平声。●:仄声。
   △:平声が望ましいが仄声でもよい。▲:仄声が望ましいが平声でもよい。
   平:平声の押韻。(拙作は中華新韻八寒)

 45字に作る酒泉子、末字仄声句を2句を押韻するものもある。
 司空圖は、句と章のメリハリを付けたいと思ったのかもしれない。

      酒泉子・醉賞櫻雲扮詩仙   2016.04.30 -46319 -1

  悦耳鶯啼,滿目櫻花開爛漫。任風香雪舞湖邊,泛鱗漣。
  醉吟賞景扮詩仙,茅店翠娥鼻哂勸。醇醪可口涌黄泉,洗蒼顔。

  耳を悦ばせて鶯啼き,
  目を満たして櫻花 開いて爛漫たり。
  風に任せて香雪 湖邊に舞ひ
  鱗漣に泛かぶ。

  醉吟して景を賞(め)で詩仙に扮さば
  茅店の翠娥 鼻で哂って勸む。
  醇醪 口に可にして黄泉に涌き,
  蒼顔を洗ふを。

 酒泉子 詞譜・雙調45字,前段四句一仄韻、兩平韻,後段四句一仄韻、三平韻 司空圖 
  ●●●○,●●○○○●仄。●○○●●○平,●○平。
  ●○●●●○平,●●○○○●仄。○○●●●○平,●○平。
   ○:平声。●:仄声。
   △:平声が望ましいが仄声でもよい。▲:仄声が望ましいが平声でもよい。
   平:平声の押韻。(拙作は中華新韻八寒)
   仄:仄声の押韻。(拙作は中華新韻八寒)

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コメント(2件)

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欣赏佳作。

乘風香雪舞湖邊。泛鱗漣。
碧醪芳馥涌黄泉,洗蒼顔。两个三字句结得好。
一地清愁
2016/05/04 19:40
ありがとうございます。
酒泉子、句と章のリズムがつかめず苦労しました。
獅子鮟鱇
2016/05/04 20:08

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