獅子鮟鱇詩詞

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zoom RSS 『世界漢詩同好會』第44回総会 其二 上平声十五刪

<<   作成日時 : 2016/06/12 19:31   >>

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夏日即事 『世界漢詩同好會』第44回総会 其一 上平声十四寒」に続き
.
『世界漢詩同好會』第44回総会
 http://tosando.ptu.jp/koryu/sekaikanshi.html
 に参加するため
 上平声十四寒の押韻で五首に続き
 上平声十五刪の押韻で五首を詠んだ。
.
[夏日即事 其六 五言絶句]

 竹徑多蝉語,     竹徑に蝉語多く,
 夕陽依碧山。     夕陽 碧山に依る。
 旗亭堪賞景,     旗亭 景を賞(め)づるに堪へ,
 妻未欲歸還。     妻は未だ歸還(かへ)らんとせず。

[夏日即事 其七 六言絶句]

 碧瀬清流滾滾,    碧瀬の清流 滾滾として,
 緑陰曲徑彎彎。    緑陰の曲徑 彎彎たり。
 登高何敢流汗?    高きに登りて何んぞ敢へて汗を流さんや?
 消夏應須隱山。    消夏を消すには應に須らく山に隱るべし。

[夏日即事 其八 七言絶句]

 夕暮涼臺對碧山,   夕暮の涼臺(ベランダ)碧山に對し,
 獨傾啤酒借朱顔。   獨り啤酒(ビール)を傾けて朱顔を借る。
 醉乘吟興敲詩句,   醉って吟興に乘り詩句を敲くに,
 看到殊無字句刪。   看るに到る 殊に字の刪(けず)るべきの無きを。

[夏日即事 其九 五言律詩]

 風氣涼臺爽,     風氣(かぜ)涼臺(ベランダ)に爽やかに,
 獨傾午酒閑。     獨り午酒を傾けて閑なり。
 緑陰無世事,     緑陰に世事なく,
 黄卷見仙顏。     黄卷(書物)に仙顏(美人)を見ゆ。
 含笑招香夢,     笑みを含んで香夢に招かれ,
 遊魂上玉山。     魂を遊ばせて玉山に上る。
 醒來身月下,     醒め來たれば身は月下にあり,
 目送暮禽還。     目送す 暮禽の還るを。

[夏日即事 其十 七言律詩]

 消夏遨遊隔世間,   消夏の遨遊 世間を隔て,
 登登幽徑曲彎彎。   登り登る 幽徑の曲がりて彎彎たるを。
 蝉鳴石磴舖青蘚,   蝉は鳴きて石磴は青蘚を舖き,
 日照火雲纏碧山。   日は照りて火雲は碧山に纏はる。
 看到酒旗翻旅店,   看るに到る 酒旗の翻りたる旅店の,
 宛如霞洞賣童顏。   宛も霞洞ありて童顏を賣るがごとし。
 笑傾雲液與村婦,   笑って雲液を傾け村婦と,
 却老高談増壽斑。   老いを却(しりぞ)け高談し壽斑を増す。

   壽斑:老人の皮膚に生じる黒斑。

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コメント(2件)

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欣赏佳作。
碧瀬清流滾滾,緑陰曲徑彎彎。
妻未欲歸還。
醉乘吟興敲詩句,看到殊無字句刪。
緑陰無世事,黄卷見仙顏。
笑傾雲液與村婦, 却老高談増壽斑。

好句连连。
    
一地清愁
2016/06/14 11:49
ありがとうございます。
>碧瀬清流滾滾,緑陰曲徑彎彎。
 六言絶句はあまり作りませんが、たまには、ということで詠みました。
獅子鮟鱇
2016/06/14 17:27

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