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zoom RSS 霜天曉角『飲酒轉愁爲喜 (酒を飲み愁いを転じて喜びとなす)』

<<   作成日時 : 2016/10/16 11:51   >>

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 愁いを転じて喜びとなす
 つまりは気晴らしには
 酒がいちばん
 半世紀以上もそう思ってきたが
 酒を酌めばますます落ち込む
 そういうこともある。
.
 だから
 酒は毒にも薬にもなることをよく承知しておくのがよいのだが
 幸い私の場合は
 酒は薬。
 酒を酌めば気分爽快
 飲み過ぎで気持ちが悪くなることはあるが
 それは体の問題で心の問題ではない。
.
 さて 今日の愁い
 日本の詩の衰退。
 オリンピックで多くのメダルを取ったし
 四年後には東京オリンピックありで
 日本人の体の力は希望に満ち満ちている。
 しかし
 詩はどうだろう。
 詩は金銭がかからない娯楽であるが
 言い換えれば
 金銭を動かす力は詩にはあまりない。
 そこで かどうか だが
 体の娯楽であるスポーツがもてはやされる一方で
 心の娯楽である詩は
 どんどん衰退していくようだ。
 スポーツには経済効果があるが
 詩にはない。
 そのため かどうか だが
 日本の文部科学省は
 競技者の何万倍もの観客が
 応援するばかりで
 頭を空っぽにする
 そういうスポーツ振興ばかりに力を入れ
 詩とそのための言語力や知力の増進のためには
 何もしていない。
.
 つまり詩にとっては
 今や弊風が吹いている。
 そこで
 詩人である私は酒を酌み
 体ばかりを尊んで心をなおざりにする日本人の国民性に
 悪態をつき
 闘志をたぎらせたいと思う。
.
     霜天曉角・飲酒轉愁爲喜   2016.10.16 -47503

 轉愁爲喜,飲酒揮才筆。何怕弊風拂面,文運廢、難盡力。
 浩氣,充四體,騷客奮然立。闊歩詩林閑散,扮詩鬼、題東壁。

  愁ひを轉じ喜びと爲さんと,
  酒を飲んで才筆を揮ふ。
  何んぞ怕(おそ)れん 弊風 面を拂ひ,
  文運廢(すた)れ、力を盡しがたきを。

  浩氣,
  四體に充ち,
  騷客 奮然として立つ。
  詩林の閑散たるを闊歩し,
  詩鬼に扮し、
  東壁に題す。


 霜天曉角 詞譜・雙調43字,前段四句三仄韻,後段五句四仄韻 林逋
  △○△仄,▲▲○△仄。▲●▲○△●,△△●、△△仄。
  ▲仄,△●仄,▲△△▲仄。▲●△○△●,▲▲●、△△仄。
   ○:平声。●:仄声。
   △:平声が望ましいが仄声でもよい。▲:仄声が望ましいが平声でもよい。
   仄:仄声の押韻。(拙作は中華新韻十二斉)


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
欣赏佳作。
闊歩詩林閑散,扮詩鬼、題東壁。结句真好。题东壁,好句。
一地清愁
2016/10/18 10:09
>结句真好。题东壁,好句。
 末句ほめていただきとてもうれしいです。
 題〇壁、〇をどう填めるかで苦心しました。
獅子鮟鱇
2016/10/18 12:29

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