獅子鮟鱇詩詞

アクセスカウンタ

zoom RSS 俳諧に先立つ宋代十七字詩 十一首のうち四首

<<   作成日時 : 2017/02/19 08:39   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

 十七字詩は俳諧・滑稽を旨とする詩で中国宋の時代の張山人に始まるとされているが
 そうであれば、俳句の源流である「俳諧の連歌」よりも古い。
 十七字詩が盛んになったのは明代
 俳諧の連歌が始まった室町時代と符合する。
.
 だからといって直ちに
 中国での俳諧ブームが日本にも伝えられ
 連歌に対するものとして俳諧の連歌が始まった
 とするわけにはいかない。
 しかし、俳句は十七音
 十七字詩も十七音。
.
 また、日本語への翻訳では、
 上二句を詞書とすれば残り二句の七字を俳句体に翻訳するのは容易。
 漢俳よりも俳句との相性がよい。
.
 さて 小生も同人に加えてもらっている国際俳句誌『吟遊』への投稿
 今回はその十七字詩にすることにし十一首を詠み、七首を選び投句した。
 投稿を見送ったのは次の四作。
 見送った、とはいえ、どこが悪い、ということではない。
 猫戀は三首のなかからの選、他は作品の配列の都合で投稿から除外した。

      十七字詩・老婆心      2017.02.18 -48406

  才媛老婆心,酷評詩叟吟。對牛斟美酒,彈琴。
   詞書:才媛に老婆心あり詩叟の吟を酷評す
   俳句:美酒を斟む牛に対して琴を弾く

      十七字詩・夕暮聽猫戀    2017.02.18 -48410

  緑酒洗青春,白頭啜金盞。無言夕暮聽,猫戀。
   詞書:緑酒青春を洗へば白頭は金盞啜る
   俳句:ことばなく夕暮れに聴く猫の戀

      十七字詩・猫 戀      2017.02.18 -48410-3

  緑女伴紅男,白頭啜金盞。黄昏何帶愁,猫戀。
   詞書:緑女は紅男を伴ひ白頭は金盞は啜る
   俳句:黄昏れて何ぞ愁へん猫の戀

      十七字詩・舌尖有蜂針    2017.02.18 -48412

  東風吹藝苑,才女鼓花唇。口蜜舌尖鋭,蜂針。
   詞書:東風 藝苑に吹きて才女は鼓せり花の唇
   俳句:口に蜜の舌は尖りて蜂の針

詩詞170220・・ブログトーナメント - ポエムブログ村
詩詞170220・・ブログトーナメント

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
欣赏佳作。
對牛斟美酒,彈琴。呵呵,暗喻。对牛弹琴。
一地清愁
2017/02/20 10:12
>對牛斟美酒,彈琴。呵呵,暗喻。对牛弹琴。
 お笑いいただきありがとうございます。
 この作十七字詩としてはうまく詠めたと思っていますが、季語がないので今回は外しました。
獅子鮟鱇
2017/02/20 15:45

コメントする help

ニックネーム
本 文
俳諧に先立つ宋代十七字詩 十一首のうち四首 獅子鮟鱇詩詞/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる