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zoom RSS そうだ櫻を詠もう 其四十六之一 寄調醉太平

<<   作成日時 : 2017/03/08 15:36   >>

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 中国の詞曲は、韻律(押韻と平仄に関する規律)がとても豊かに機能しており
 世界でも他に類をみないほどに多くの定型詩体を生み出している。
 詞曲には私が知るだけでも2500余りの定型詩体があり、
 それらは
 韻律を知りさえすれば
 誰でもいつでも詠めるということは
 定型俳句や短歌に一意専心の日本の俳人や歌人には
 思いにもよらないことだろう。
.
 さて、「そうだ櫻を詠もう」は、
 詞曲の定型詩体のとてつもない豊かさの一端を
 櫻の咲くころに楽しもうというもの。
 一昨年、二字の「蝶舞蜂螫令(詩体はモハメッド・アリ。命名は小生)」
 http://shiciankou.at.webry.info/201503/article_79.html
 から始め
 昨年、四十五字まで詠んだ。
 なお、字数の少ないところでは
 韻律準拠の若干の私の独創詞体も詠んではいるが
 ほとんどは、主に宋・元の時代に初めて詠まれた詞曲を
 その詞譜・曲譜に基づいて詠んだものだ。
.
 詞曲の定型詩体のとてつもない豊かさを楽しむ。
 今年は四十六字から。
 日本列島の桜の花が散り去るまで続ける。
.
      清平樂・春賞櫻雲醉霞洞  2017.03.08 -48539
.
  櫻雲盛涌,艷雪飛芳徑。風軟景光如霞洞,悦耳春鶯清哢。
  野店里婦温顔,笑沽家釀濁賢。欣喜酒香濃厚,閑傾膏味新鮮。

  櫻雲 盛んに涌き,
  艷雪 芳徑に飛ぶ。
  風軟らかき景光 霞洞の如く,
  耳を悦ばす春の鶯 清らかに哢る。

  野店の里婦は温顔,
  笑って家釀(自家製)の濁賢(濁酒)を沽(う)る。
  酒香の濃厚なるに欣喜し,
  膏味(美味)の新鮮なるを閑に傾く。

 清平樂 詞譜・雙調46字,前段四句四仄韻,後段四句三平韻 李白
  ▲△△仄,▲●○○仄。▲●△○○△仄,△●△○△仄。
  ▲●▲●○平,▲△△●△平。▲●△○▲●,△△△●○平。
   ○:平声。●:仄声。
   △:平声が望ましいが仄声でもよい。▲:仄声が望ましいが平声でもよい。
   仄:仄声の押韻。(拙作は中華新韻十一庚)
   平:平声の押韻。(拙作は中華新韻八寒)

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
欣赏佳作。
野店里婦温顔,笑沽家釀濁賢。温颜,美。
欣喜酒香濃厚,閑傾膏味新鮮。浓厚对新鲜,好句。
一地清愁
2017/03/13 10:39
ありがとうございます。
濃厚に対する新鮮、思いつくまでに苦労しました。
獅子鮟鱇
2017/03/13 16:17

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